RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

豚骨醤油ラーメン 太善@秋葉原 2015年6月22日(月)

地下鉄の【1番】出口からすぐ。
この一帯も『武蔵』『幸楽苑』と
ラーメン家さんが多い。

イメージ 1


赤い看板は如何にも{家系}だが、
店内の書き付けには、「それは違います」と
麗々と記してある。

店内は一階に厨房を囲む七席のカウンター、
二階にも八席が用意されているらしい。

13:05の入店後も次々の来客で、
「こちらにどうぞ、二階にどうぞ」と手際よく振り分けられて行く
大層な繁盛振り。

券売機は入り口右手で
タッチパネル式。


食したのは、
味玉つけ麺。
値段は900円。

食券を渡すと、麺の冷温の別と量を確認される。
小・中・大が同料金で
夫々280・380・500の各グラム。

念の為 中 を、
無料の 小ライス については遠慮する。

八分ほどで麺とつけ汁が供された。


イメージ 2



イメージ 3


麺は中、やや平、縮れ。

表面は艶々で啜り易く、
芯にはしっかりと、むちっとした噛み応え。

が、麺の長さがどうにも不揃い。
たまたま、かもしれないけど、
一息で啜れないほどの長さがあるかと思えば、
人差し指くらいのものもある。
ちょっとがっかり、かも。

『麻生製麺』の麺箱が積まれている。

量は茹で後表示のようで、さほどお腹は膨れない。


イメージ 4


つけ汁は豚骨。

しかし、それを裏切る、妙に赤っぽいビジュアル。
多少の粘度はあり、麺への絡み、味の移りは十分だが、
これで 醤油 なんだろうか。

味噌を思わせる甘みと丸味。
そして、(自分でも十分、わしわし食べられるくらいの)辛味も
添加されている。

悪くはないんだけど、ずれてる気がする。


そして、一番辛いのは、容器の熱さ。
高台がキチンと付いているのに
そこに指をかけても熱くてもてやしない。

最近、この手の仕様が多い気がする。
つけ汁が最後まで冷めないように、との配慮だろうけど、
それを気にしない人も居るわけで・・・・。

それよりも、器をテーブルの上に置いて啜る、
所謂、犬喰い状態の方が余程、気分が悪い。

何となれば、熱い汁モノだって、丼を持ち上げて食べたいタイプだし。


具材は、チャーシュー、若布、葱、海苔。


イメージ 5


チャーシューはサイコロキャラメル大の乱角が三個ほど。
味も染み柔らかいが、最初は噛み応えもある。

若布と葱はたっぷり。


イメージ 6


海苔は10cm四方が二枚。
厚みがある。


イメージ 7


トッピングの玉子かなり小振りで
しかし味は沁み黄身の芯はやわやわ。


イメージ 8


割りスープはデフォで供され
白色に乳化。表面には透明な油の層。
そして柚子が一欠片。

試しに一口 啜ると、うわちちちち。
半端な熱さではない、口と舌、食道に胃の上部まで
火傷しちまったい。

少し ふ~ふ~してから再挑戦。
お~、濃厚な豚の味だ。

これを残ったつけ汁に注ぎ入れると・・・・、
へぇ、こちらの方がずっといいや。

もっと、純粋な豚骨ベースのつけ汁の方が
あっているかも。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


麺とつけ汁が、ややがっかり。
でもそれが、ラーメンの主軸だからなぁ。