赤い看板は如何にも{家系}だが、
店内の書き付けには、「それは違います」と
麗々と記してある。
店内の書き付けには、「それは違います」と
麗々と記してある。
店内は一階に厨房を囲む七席のカウンター、
二階にも八席が用意されているらしい。
二階にも八席が用意されているらしい。
13:05の入店後も次々の来客で、
「こちらにどうぞ、二階にどうぞ」と手際よく振り分けられて行く
大層な繁盛振り。
「こちらにどうぞ、二階にどうぞ」と手際よく振り分けられて行く
大層な繁盛振り。
券売機は入り口右手で
タッチパネル式。
タッチパネル式。
食したのは、
味玉つけ麺。
値段は900円。
味玉つけ麺。
値段は900円。
食券を渡すと、麺の冷温の別と量を確認される。
小・中・大が同料金で
夫々280・380・500の各グラム。
小・中・大が同料金で
夫々280・380・500の各グラム。
念の為 中 を、
無料の 小ライス については遠慮する。
無料の 小ライス については遠慮する。
八分ほどで麺とつけ汁が供された。
麺は中、やや平、縮れ。
表面は艶々で啜り易く、
芯にはしっかりと、むちっとした噛み応え。
芯にはしっかりと、むちっとした噛み応え。
が、麺の長さがどうにも不揃い。
たまたま、かもしれないけど、
一息で啜れないほどの長さがあるかと思えば、
人差し指くらいのものもある。
ちょっとがっかり、かも。
たまたま、かもしれないけど、
一息で啜れないほどの長さがあるかと思えば、
人差し指くらいのものもある。
ちょっとがっかり、かも。
『麻生製麺』の麺箱が積まれている。
量は茹で後表示のようで、さほどお腹は膨れない。
つけ汁は豚骨。
しかし、それを裏切る、妙に赤っぽいビジュアル。
多少の粘度はあり、麺への絡み、味の移りは十分だが、
これで 醤油 なんだろうか。
多少の粘度はあり、麺への絡み、味の移りは十分だが、
これで 醤油 なんだろうか。
味噌を思わせる甘みと丸味。
そして、(自分でも十分、わしわし食べられるくらいの)辛味も
添加されている。
そして、(自分でも十分、わしわし食べられるくらいの)辛味も
添加されている。
悪くはないんだけど、ずれてる気がする。
そして、一番辛いのは、容器の熱さ。
高台がキチンと付いているのに
そこに指をかけても熱くてもてやしない。
高台がキチンと付いているのに
そこに指をかけても熱くてもてやしない。
最近、この手の仕様が多い気がする。
つけ汁が最後まで冷めないように、との配慮だろうけど、
それを気にしない人も居るわけで・・・・。
つけ汁が最後まで冷めないように、との配慮だろうけど、
それを気にしない人も居るわけで・・・・。
それよりも、器をテーブルの上に置いて啜る、
所謂、犬喰い状態の方が余程、気分が悪い。
所謂、犬喰い状態の方が余程、気分が悪い。
何となれば、熱い汁モノだって、丼を持ち上げて食べたいタイプだし。
具材は、チャーシュー、若布、葱、海苔。
若布と葱はたっぷり。
海苔は10cm四方が二枚。
厚みがある。
厚みがある。
トッピングの玉子かなり小振りで
しかし味は沁み黄身の芯はやわやわ。
しかし味は沁み黄身の芯はやわやわ。
割りスープはデフォで供され
白色に乳化。表面には透明な油の層。
そして柚子が一欠片。
白色に乳化。表面には透明な油の層。
そして柚子が一欠片。
試しに一口 啜ると、うわちちちち。
半端な熱さではない、口と舌、食道に胃の上部まで
火傷しちまったい。
半端な熱さではない、口と舌、食道に胃の上部まで
火傷しちまったい。
少し ふ~ふ~してから再挑戦。
お~、濃厚な豚の味だ。
お~、濃厚な豚の味だ。
これを残ったつけ汁に注ぎ入れると・・・・、
へぇ、こちらの方がずっといいや。
へぇ、こちらの方がずっといいや。
もっと、純粋な豚骨ベースのつけ汁の方が
あっているかも。
あっているかも。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺とつけ汁が、ややがっかり。
でもそれが、ラーメンの主軸だからなぁ。
でもそれが、ラーメンの主軸だからなぁ。