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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

日本橋 製麺庵 なな蓮@三越前 2014年11月25日(火)

【B6】から右手に【昭和通り】方面に向かって進む。
ここの手前だが、
入り口が狭いので見過ごしてしまいそう。

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11:35の店頭着。
繁盛店と聞いていたので、恐る恐る中を覗くが、
意外と空いている。

店内は緩い「く」の字型のカウンターが八席に
奥には四人掛けのテーブルが二卓。

この時点で先客は四で、おやおやと思っていたら、
その後は次々の来客で、食べ終わって出るまでに
十人以上が来店し、並びもできる。

やはりたいしたもので、タイミングが良かったんだな。

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念のため、店頭のメニューを確認はするけれど、
食べるものは最初から決めている。

券売機は入り口の右側。


食したのは、
支那つけそば+味玉。
値段は850+100で950円。

麺大盛は+50円と良心価格だが、
ここは我慢だな。


五分ほどで、「割りスープも出来ます」と申し添えられ、
麺とつけ汁が供される。


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麺は中ストレート、僅かに捻じれ。
淡い麦色で、所々に焦げ茶の粒子。

表面は艶々で、実際啜り易さはハンパない。
するるっと喉を駆け降りて行く。

そして、これくらいの太さなのに、
もちもちのむちむちで噛み応えが素晴らしい。

うわ~、直近食べた中では一番の出来かも。
そして甘い麦の香りがふわりと立ち上がる。

量は300g弱だろうか。
ああ、大盛にすれば良かったと、激しく激しく後悔する。

頭頂部には刻み海苔が盛られているが、
この香りも上々。

中途、添えられた酢橘を搾れば、
爽やかさもいや増す。


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つけ汁は醤油。
表面には透明な油の層。

鶏ベースと思われ、それに乾物系の魚介の旨味が加わる。
店に入った時から押し寄せて来る、独特の良い香りを
更に強く感じ、まさに日本人好み。

醤油の尖りは無く丸みを帯び、
全ての材料のバランスが絶妙。

これも、申し分ない。


具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草、カイワレ。


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チャーシューは・・・・、え~っ!
いったいなん種類入ってるんだろ。

ふるふとした軟らかい塊、
ペッパーポークを思わせる香辛料が強いモノ、
低温調理の様な食感のモノ、
種類に応じて炙る等の仕事が施され
これは嬉しい。


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メンマは薄色で薄味。細めで軟らかい歯応え。
そして量が多いんだ。
掬っても掬っても出て来る。
幸せだ。


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トッピングの玉子も薄い色付きと味ながら
黄身がとろりと流れ出す絶妙の茹で加減。
しかも濃厚な旨味だし。


評価は、☆5点満点で5.0(☆☆☆☆☆)。

美味しかった。兎に角、美味しかった。
普段よりも一気呵成に、脇目もふらずに食べてしまった。
もうちょっとゆっくり味わえば良かった。