RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

第11回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2014年11月15日(土)

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ファイナリスト六名の作品が展示され、
会期は~11月20日(木)まで

グランプリは『吉田志穂』の〔Log〕と最早決定しているけど、
自分としては
『高橋由衣』の〔CLOSET〕や
『北田瑞絵』の〔性アンドインスティンクトイン彼女〕に共感する。


前者は母親の遺品整理の為、作家自身が閉ざされたクローゼットに向き合う。
そこで実母が大切にしていた衣装、更には祖母のそれまでをも
順次身に纏い写真に納まる。
自分のクローゼットの中身も含め、
三世代の女子の服がファッション写真のように並ぶ。

勿論、そこに在るのは、イエの歴史、または
母や祖母への想い。

誰もが何時かは通る道だが、その時に彼女のように
向き合うことができるんだろうか。


後者は何とも凄いタイトル。

複数の女子が下着も外し、裸身を晒している。
恥ずかしそうに見える一葉もあるし、
突き抜けたようにさばさばしたものもある。

ちょっと見、カワイイ女子も居れば、
ややぶちゃいくな女子も居る。

しかし共通しているのは、
エロさの欠片も無く、どちらかと言うと
背中に冷気をかけられた時のようなぞくりとする粗い感覚。

なんか、女の人ってコワイ、と思わせるオーラが
漂い出る。

皆が肉食系ではないだろうけど、
やっぱり本能って、そ~ゆ~コトだろう。