封切り三週目。
席数244の【CINE 6】の入りは二割程度。

相当イイ味を出しており、
このままエキセントリックな役柄で重宝されるのだろうか。
このままエキセントリックな役柄で重宝されるのだろうか。
ことほど左様に異色な本編の設定。
しかし、そのスナックの存亡の危機に際して
『エンジェル』が(文字通り)ひと肌脱ぐ。
『エンジェル』が(文字通り)ひと肌脱ぐ。
この時の、『エンジェル』の気持ちの複雑さが
観客のココロを締め付ける。
観客のココロを締め付ける。
オトコのカラダにオンナのココロ。
一方、『小夜子』は間違いなく自分の子どもで、
しかも長年離れて暮らしている。
一方、『小夜子』は間違いなく自分の子どもで、
しかも長年離れて暮らしている。
そんな娘に(勘違いとは言え)頼られれば、
眠っていた男気が疼き出そうと言うもの。
眠っていた男気が疼き出そうと言うもの。
フェイクのオカマパブの仕掛けで、
借金まみれの店を再興させたいとの娘の言葉に意気を感じるが、
それは傍に居れなかった期間を取り戻すために必要な儀式だったのかもしれない。
借金まみれの店を再興させたいとの娘の言葉に意気を感じるが、
それは傍に居れなかった期間を取り戻すために必要な儀式だったのかもしれない。
だから、踊りのレッスンをつけている時の
なんて楽しそうな事よ。
観ているこちらの気持ちまで
浮き立ちそうではないか。
なんて楽しそうな事よ。
観ているこちらの気持ちまで
浮き立ちそうではないか。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
一種の、大人のお伽噺ではあるものの、
何かと縁のある【川崎】が舞台ということもあり、
つい感情移入してしまう。
何かと縁のある【川崎】が舞台ということもあり、
つい感情移入してしまう。