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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

自家製麺 麺屋 利八@川崎 2014年7月23日(水)

先月中頃に、出来立ての新店。

【市役所通り】から立体交差の歩道橋で【第一京浜】を渡り
八丁畷】方面へ200mほど。

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11:27の着で開店まで暫し待つ。

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店頭に貼られたメニューを見ながら、
何にしようかな~と、思いを巡らす。

11:30に窓を覆っていたブラインドが上げられ、
看板も「営業中」に返される。

当然一番乗りと思っていたが、
何と中には二人の先客。
店主さんの知古だろうか。

その後、食べ終わって出るまでの来客は三。

店内はL字型、十一席ほどのカウンター。

どうやらこれを、一人で回している様子だが・・・・。

メニューはカウンターの壁にも貼られ、
オーダーはそれを見ながら直接。
支払は食後にカウンター越しに。


食したのは、
味玉つけめん+中盛(300g)。
値段は900+50で950円。


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う~ん。『葉月』係累と言われてはいるが、
似ているところも、そうでないところも。


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麺は中太、やや平ストレート。
表面はつるつるでかたかた。

パスタ様で非常に滑らか。
しかし、つけ汁の絡みは弱い。

麦の旨味はしっかり感じるし、
アルデンテ並の噛み応えも十全。

するするすると喉を通り越して行く。


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つけ汁は動物系+魚介。
表面には薄い膜が張り、葱もたっぷり添えられている。

が、思ったほどの濃厚さは無く、意外と緩め。
その分、麺への絡みは悪くなる。

しかし、特徴のあるつけ汁だ。
動物を感じたかと思うと、次は魚介系と
両方が主張しながら最後まで飽きさせない。

中途、柑橘系が底に潜み、
ややきつめの大蒜が後味で残る。


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、三つ葉、玉子。


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チャーシューは大人の掌大、薄目が一枚。
低温調理だろうか。
供される前にバーナーで炙られ、旨味が活性化している。
肉の味が素直に伝わって来る。

メンマも薄色のぶっとい拍子木状。長さもある。
歯応えにはムラがあるが、不愉快ではない。
何よりも、和食の焚き合わせを思わせる
薄めの味付けが好ましい。


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海苔は短冊大が三枚。
香り良く厚みもあり、食べていて嬉しくなるな。


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トッピングの玉子は濃い色付き。
半分に割って見ると、中まで味は沁みているものの
黄身はとろりと流れ出す。
濃厚な旨味だ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

確かに美味しい。
でも、どうしても先達と引き比べてしまう。
当店ならではの、圧倒的な独自性が欲しい。