RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らうめん しんか@蒲田 2014年7月19日(土)

【東口】に出て左手に見えるバス停が多く並ぶ通りを
京急線】方面に100mほど直進した右手。

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前を通る度に、引き戸の前に掲示された
この貼り紙が気になっていた。

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店内は厨房を囲むカウンターに
二人掛けのベンチが五つ並び、それ以外に
四人掛けのテーブルが二卓。

開店とほぼ同時、11:05の入店で先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。

券売機は入り口右手。


食したのは、
つけ麺。
値段は900円と、デフォでこれは
かなり強気の値付けではないか。

店内の貼り紙にも
「超濃厚 トンコツ+煮干しを始めとする魚介などを・・・・」
と記載されている。


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麺は中、やや平、捻じれ。

茶色い細かい粒子が点々と散見され
麺自体も茶味掛かっている全粒粉。

しかし、表面は滑らかで、啜り心地は良好。
最初はもちっと、芯にはしっかりと歯応えがある。

麦の香りも上々で、強いつけ汁をしっかり受け止め
遜色のない出来。

しかし量は多くなく、300g(茹で前)ないんじゃあないか。
ちょっと不満だな、この値段的には。

頭頂部には、刻み海苔もぱらりと降られている。


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つけ汁は豚骨魚介
表面をたっぷりのざく切りの玉葱が覆う。

粘度は低め。
だが、鼻を近づけると、ぷんぷんと魚介系の良い薫りが
立ちあがって来る。

煮干し主体の旨味は苦味が口一杯に広がるが
素早くさっと引いて行き、後には残らない。

酸味は抑え目、ざらついた口当たり共々
豚の気配は薄目。

僅かに感じる甘みも含め、これは良いな
量もたっぷりだし。


具材は、チャーシュー、玉子、野菜。

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チャーシューは腿か肩かと思われる
ブロックから切り出された短冊大が一枚。
かなり濃い味付けに硬めの煮上がり。

玉子は小玉が半分。
かちんかちんに茹で上がり
味も染みている。

野菜は数辺のキャベツと千切りの人参。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

相当の自信作らしい言いっぷりと勘案しても
良く出来た一品。

麺もつけ汁も良好だが、
値段を考えると、もっと麺量が多いとか、
多少具が豪華になるとかが欲しいところ。