RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

上野大勝軒 甲@上野 2014年12月19日(金)

昭和通り】から【東上野】の交差点を【上野駅 谷中口】方面に折れた
直ぐの左手。

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店内は四人掛けのテーブルが三卓、
二人掛けが六卓。
13:40の入店で先客は四、
その後食べ終わって出るまでの来客は一。

券売機は入り口正面の左側。

店名は「こう」ではなく「かぶと」と読ませるようで
ご丁寧に看板にふりがなが振られている。


食したのは、
もりそば+味玉。
値段は750+100で850円。

食券を買う時には{大勝軒}では基本的に
茹で玉子がが半分付くのを忘れており、商品が出された時には
一瞬しまったと思ったが、結果オーライ。
かなり良く出来た+100円だった。

「あつもり」ができるのはお約束通りとしても
中盛り800円
大盛り930円という上がり方は、かなり異色。
麺量が飛躍的に増加するのだろうな。


五分ちょっとで、塗の折敷の上に
麺とつけ汁、玉子がセットされ供される。


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麺は中、捻じれ。
断面は角が取れた四角形。
表面は艶々と輝いている。

茹で加減は軟らかめ。
つるつると啜り易く、喉越しも良好。
もちっとした噛み応え。

同系列の店とは、どこか違っている感じがする。
うまくは説明できないんだが・・・・。

量は茹で前で300gはありそう。


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つけ汁は醤油。
かなり濃い琥珀色。
表面には透明な油膜と共に赤い粒子も散在する。
試しに一口啜ってみると、おや、甘酸共に抑え目だ。
魚介系の出汁の旨味を微かに感じ、
これも他店と違っているかも。

それにしても気分の良いつけ汁。
刺激が強くないのも好ましく感じる。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、鳴門。

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チャーシューは複数の部位、複数の切り方が
相当量入る。
食感や味の差が楽しい。

メンマは、やや濃いめの味付きで、
これも量が多い。
ただ、歯触りにはムラがあり、時として
ごりりと硬いモノがある。

玉子はかちんかちんに茹ったものが半分。

海苔はトランプ大が一枚。


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トッピングの玉子の表面は薄い色付き。
半分に割れば、黄身はとろりと流れ出し
味も染みている。
上々の味わい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

意匠は似通っているものの
他の{大勝軒}とは微妙に立ち位置が違っている気がする。
でも、それがちゃんと個性になっているし。