RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋7.5Hz@新橋 2014年7月4日(金)

ここここ
挟まれた一軒。

そのメニュー構成から、自分が訪問できるのは、
今年の冬かな、と思っていたところに、
《つけそば》が供されるようになったとの情報。

訪問当日の東京は梅雨寒で霧雨が降ったり止んだり。

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店内は鍵型十五席のカウンター。
13:30の入店で先客は三。
その後食べ終わって出るまでの来客は四。

券売機は入り口左手。


食したのは、
つけそば 中+味付玉子。
値段は780+100で880円。

食券を渡すと、小~中~大の麺量
(同料金。茹で前で、200/300/400gとのこと)と、
冷温の別を確認される。

茹で時間は六分の表示があり、
太麺を謳う割には随分と短いなと思っていたら・・・・、


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うわっつ!!極太。
直近食べた中では一番の太さじゃあないか。

「太麺」と表示されているのに、実際に対峙すると
がっかりするケースが多い世情。
世のラーメン屋さんは、当店のこの正しい物言いを見習って欲しい。


僅かに捻じれた麺は端が持ち上がり、
如何にも強情そう。

饂飩並みの太さながら、嫋やかな柳腰は微塵も見えない。

表面は滑らか。ちょっと掴み辛い。
そして、つるつると啜るというわけには当然いかず、
はぐはぐと口の中に手繰り込む。
一時に一本を頬張るのがやっと。

で、口の中では相当の格闘感。
一瞬、生茹でか?と感じるくらいの芯と噛み応え。

いや、凄い麺だ。

量はやや少なく感じ、これだったら
大盛にしておけば良かったと後悔。

それでも、300gを食べ切るのに
こんなに時間が掛かったのは初めてかもしれない。


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つけ汁は醤油。
そして、こちらも、あまりにも独創的だ、
真っ黒である。

表面にはたっぷりの九条葱が散らされている。

一口含むと・・・・、ほぼ醤油の味しかしない。が、
酸味があり、深みがある。
鹹いのは確かだが、妙に後を引き、病み付きになりそうだ。

マー油も掛けられ、大蒜の香りと味も口の中に広がる。

ただ、残念なことに、全部は飲み切れなかった。
でも、二日分くらいの塩分は摂取したかも。


具材は、チャーシュー、メンマ。


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チャーシューは花札大、薄目が二枚。
味もしっかり沁み軟らかい。


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メンマも濃い色と味。
さくさくした食感で量が多いのも嬉しい。


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トッピングの玉子も濃い色と味付き。
黄身はしっかりと茹っている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

う~ん。時々無性に食べたくなってしまうだろう
中毒性を持った一品だな。