RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

アートギャラリー 第1期 顔@川崎市市民ミュージアム 2014年6月29日(日)

会期は~8月3日(日)までだが、
中途展示替えがあり、7月8日(火)~は下期となる。

それにしても、これだけの物量が無料で拝見できるなんて、
同時開催の”横尾忠則 肖像図鑑”の連動企画とはいえ
有り難い限り。


「顔」と言っても、必ずしも写真等の平面だけではなく
『宇田川君江』のブロンズによる裸婦像もあり
そのバリエーションは広い。

写真だけをとっても、作家は複数。

林忠彦』の〔太宰〕や〔織田作之助〕あり、
『松島進』によるスタア達のポートレイトありで、
それにしても50~60年代の彼等・彼女等は
(当たり前だが)何れも若く、初めて見る一葉では
キャプションを確認しないと、誰だか判らないケースが多々。


『北野謙』による〔our face〕のシリーズは
同じカテゴリーに属する人達を数十名写し
それを重ね焼きしたものだが
〔『アルビレックス』のチアリーダーの肖像〕は
如何にも「ぽく」見えてしまう不思議。

勿論、〔原宿に集まる少女たちの肖像〕も同様。


画の部門では、似顔絵作家の『清水崑』のパートが充実。


『ウォホール』の〔20世紀の10人のユダヤ人の肖像〕五点の中に、
サラ・ベルナール』のそれを見つけ驚いてしまう。
そうだったんだね。でも美貌とは何の関係もないけど。


一階の【逍遥展示空間】では、やはり関連イベント
「遺影プロジェクト」が開催されており、
参加者の「遺影」を撮影するわけだが、
7月6日(日)の回は、既に申込みが定員に達し
締め切った由。
凄い人気だなぁ。