RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

大学院美術研究科 博士審査展@東京藝術大学 2013年12月15日(日)

イメージ 1


【大学美術館】及び【絵画棟】で開催されている。
本日が初日で会期は~12月24日(火)まで。
とは言うものの、会場内は閑散としており
かなり寂しい。

入場者よりも、係りの人や学生さんの方が
多いんじゃあないか。

去年よりも
更に出展数が少なくなってる気もするし。
学長の御言葉は立派なんだけどな。


そんな中で、『山田彩加』の版画はかなり良い感じ。

描かれている女性達の面立ちも、すっきりとして好みだし、
細かい線による表現は勿論だが
命が円環して行くモチーフが何とも言えず、
(版画にしては)かなり大きな作品の前で暫し佇んでしまう。


一方、『小林佐和子』の陶芸は、それとは対極にある
極彩色で賑々しい。

〔-水中の踊り-〕で金魚を、〔-空の宴-〕で鳥を夫々モチーフに
片やひらひら、方やふわふわが、
形質もそのままに、観ていて心が浮き立つ様な
艶やかな表現。


【大学美術館】の3階では、来場者と出展者が
ビッグデータ」について議論を闘わせていたりして、
こ~ゆ~のも悪くない。