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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京アートミーティング[第4回]@東京藝術大学 2013年12月15日(日)

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東京都現代美術館】で開催されている”うさぎスマッシュ展”の関連企画の位置付け。

副題は「SENSE of Wonder ―ありふれたマテリアルのもうひとつの様相―」で
会期は~12月18日(水)まで

【陳列館】の1階と2階を会場に開催されている。

で、ここでは1階の展示がシンプルだけど滅法面白く、
来場者も多数、展示数が多いのをものともせず、
皆、丁寧に観て廻っている(勿論、自分も、その中の一人だが)。


会場に並んだ複数の台の上には
殆どが10cm四方の直方体。

一体、幾つ有るんだろう。

軽く100は超えてそうだ。


これらは全て日常のありふれた素材
-新聞紙・ティッシュペーパー・セロハンテープ・画鋲-と言った
モノで構成されており、それを煮たり・焼いたりの加工を加えることで
元々とは異なる様相に変容させている。

添えられた説明書きには、作者名共々
「使用素材」
「加工方法」
が記されており、そのアイディアもさることながら、
へぇ、これをこうするとこうなるんだ、と
思わず感嘆の声が上がってしまう。

幾つかの作品は実際に手に取って見ることが可能。

針金を巻いて作ったそれなどは、思いの外重いし、
ネガフィルムで造られたそれは、透明な琥珀色の美しい四角が
軽く飛んで行きそうだ。


いやいや、これは素晴らしい。
純粋に思考や試行の過程を
つい慮ってしまうじゃぁないか!