RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

もんなか (○心)まごころ厨房@門前仲町 2013年11月15日(金)

つい10日ほど前にオープンした新店の所在は
あの『才谷屋』の並び。

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『才谷屋』とてさほど広くは無いが、
標題店は更に狭く、僅かにカウンター六席。

13:30の入店で先客は四。
その後も続々の来客で、自分が食べ終わって出るまでに
十人は来店している。
すげ~な。

しかし、今日みたいに寒い日に、
外で待つのは大変で、すんなり入れて運が良かった。


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メニューは店正面の看板で確認済み。


券売機は入り口左手。


食したのは、しおつけ麺味玉 大盛。
値段は900円。
通常の《つけ麺》は800円。
大盛の麺量は300gの表示で、無料。
食券を渡す時に申請する。


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麺は中太縮れ。
たっぷりと盛られている。
ごわっとした食感、しっかりとした噛み応え。
それでいて、啜り具合は良好で、
ずるずると胃の中に滑り落ちて行く。

麦の香りも上々。

流石は『浅草開化楼』、良くできた麺だ。

中途で、添えられた檸檬を搾り入れ、
味の変化を楽しむ。

お腹も膨れたし、気分も上々。


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つけ汁は塩。
かなり白濁している。
やや粘度があり、動物系が複数混ざり、
更に魚介系も混ざり、で、相当に複雑玄妙な味わい。

一瞬、牛ベースかと勘違いしたもんなぁ。

嘗て食べたことの無い塩味。

塩自体も良品の様で、尖り無くまろみを帯び、
これだけでも十分美味いだろう。

それにしても、凄いつけ汁だ。

食べ終わった後で、口の周りがペタペタになった。


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具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。

チャーシューは二種。
つけ汁の中には乱角が数個。
旨味があるのに、しっかりとした歯応え。

もう一種は大人の掌大。
低温調理された薄目が一枚。
表面をさっと炙られ、芳ばしい香りに、独特の食感が楽しい。

メンマは濃い色と味の極太が二本。
しかし食感は良好で、さくりと噛み切れ、
美味い美味い。

玉子は黄身がとろりと流れ出し
濃厚。味付けは薄目。

海苔は10cm四方で厚みあり。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

個性の強いつけ汁に堂々とした麺。
具も充実しており、全体的に言うことなし。