RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

頑者 TOKYO UNDER GROUND RAMEN@池袋 東武HOPEセンター 2013年11月14日(木)

正直、こんなに混んでいるとは思わなかった。
丸ノ内線有楽町線を結ぶ、地下コンコースの脇に在る
東武HOPEセンター】の一角。

店舗全体の入り口の自動ドアに阻まれて
中が良く見えない、というのもあるけれど。

11:30に店頭着。
店先の案内にあるように、先に券売機で食券を買い、
待ち構えているお姉さんに渡す。

カウンターの空いている席に座る様に指示され、
着席後に周りを見渡すと、うわ、全席埋まっている。

待たずに座れたのは運が良かったか。


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店内は二の字になった十二席のカウンター。
四人掛けのテーブルが三卓。
この時点ではテーブルは相席にはなっていない。

程無く、並びの列ができ、
食べ終わって出れば、直ぐ、次の客が入る高回転。
凄い繁盛だ。


食したのは、特製つけ麺ライト(淡麗)M。
値段は1,000円。
麺量は、S(200g)、M(300g)、何れも茹で前が
同料金とのコトだったので、迷わず多い方を選択。

《つけめん》はそれ以外に「濃厚」「辛味」もあり
何れも同料金。
「特製」は+200円となっている。

混んでいるせいだろうか、
ほぼ15分後に商品着。


イメージ 2


太、平、ストレート。厚みあり。
まるで饂飩のよう。
数本を持ち上げようとすると、
あまりにつるっつるで、上手く掴めない。
割り箸なのに・・・・。
なんちゅ~、滑らかさじゃ。
艶やかな表面は喉越しも良好。
もっちりとした歯応えに、しっかりと噛み応えも
兼ね備えている。
素晴しい麺だ。
鼻に抜ける麦の香りも濃厚だ。

不満を言うなら、量が多くないことか。
これで茹で前300g、かなぁ?


イメージ 3


つけ汁は醤油。
多分、鶏ガラをベースにした、懐かしいラーメンの味がする。
しかし、往時の記憶よりも、遥に洗練されて、
力強さを持ちながら上品に仕上がっている。
鹹味・酸味・甘味は、何れも抑え目。
中庸な中に、一点、光るものがある。

中には、柚子の切片が入り、
良い香りを放っている。


デフォの具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門。

チャーシューは太い拍子木状が複数本。
おお、上手い、肉の味がする上に軟らかい。

メンマは、やや濃い味付けに色。
しかし、何時食べたか判らないほど、
軟らかい食感。

海苔は短冊大が一枚。


特製分はチャーシューに玉子。

チャーシューは大人の握り拳大がひと塊。
食べでがある。
一口齧って、『満来』のそれを思い出す味。
しかし、こちらの方は炙られ、良い香りを放っている。

イメージ 4



玉子の黄身は芯がとろりと溶けて
濃厚な旨味を醸す。
味付けは控え目。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

美味かった。
オーソドックスに見えて、麺もつけ汁も具も、
一段高いところで纏まっている。

次は「濃厚」だな。


注)写真は照明の関係で、妙に赤み掛かっているが、
実際は全体にもっと黄色い、明るい発色。