場所は【銀座8-8-8 銀座スリーエイトビル】って、
かなり凄い住所の3階。
かなり凄い住所の3階。
店内は幅の広い白木のカウンターが十席ほど。
椅子も硬すぎず軟らか過ぎず。
椅子も硬すぎず軟らか過ぎず。
つけ場は一段低くなり、座った客を上方から見下ろさない設え。
ガラスのネタケースは無く、
都度ネタ箱から取り出し、切りつけている。
都度ネタ箱から取り出し、切りつけている。
それを格納する冷蔵ケースも、氷冷式の趣味の良いもの。
隅々まで、こだわった造作になっている。
当日は二軒目のお寿司屋さんだったので、
つまみを少々、握りを数貫、巻物をお願いするにとどめる。
つまみを少々、握りを数貫、巻物をお願いするにとどめる。
先ずは、旬の《のれそれ》。
つるりとした口当たりが官能的。
かけられている黄味酢の酸味も強すぎず、
魚の味を壊していない。
トロロ芋に雲丹。
芋は粗く颪され、仄暖かい。
薄く出汁が合わされ、旨味が補強されている。
海の精と山の精の取り合わせは、以外なほど美味しい。
《山葵の茎》
かなり大振りに切って漬けてある。
辛さの片鱗を見せる味わいと、
くきくきとした食感。
これは、酒が進む。
握りに移って、
《小肌》
半身を二枚付け。
以前の写真と較べてどうだろうか。
肉厚で、〆まり過ぎず、良い感じだ。
《雲丹》
海苔無しでお願いする。
握ったシャリの上に、
小振りの雲丹を丁寧に並べ
煮切りを引く。
う~ん、海の香りが口中一杯に広がる。
最後は《海苔巻き》。
良い干瓢を使っている。
軟らか過ぎず、味も濃過ぎず。
巻きも丁寧。切り口も美しい。
山葵もたっぷりと入る。
醤油を少々付けて頂く時に気が付いた、
これ、生醤油じゃあないな。
出汁か何かと合わせ、煮切ってある感じ。
それも、素材の味を邪魔しない
かすかな添加だ。
柔らかみを帯び、これだけ舐めても美味いかも。
これ、生醤油じゃあないな。
出汁か何かと合わせ、煮切ってある感じ。
それも、素材の味を邪魔しない
かすかな添加だ。
柔らかみを帯び、これだけ舐めても美味いかも。
隅々まで手が入っている、高級な御寿司やさん、
お腹を空かせて来てみたいが、
そうなると、払いの方が心配だなぁ。
お腹を空かせて来てみたいが、
そうなると、払いの方が心配だなぁ。