RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

九州じゃんがら@赤坂 2011年12月13日(火)

この店が東京に初めて進出して来たのは、
もう三十年近く前にもなるだろうか。
秋葉原・赤坂・原宿と当時の立ち回り先に次々と出店したので
よく利用させてもらった。

イメージ 1

【赤坂】店は、以前【外堀通り】沿いにあったのだが、
現在では少々奥まったところに引っ越して、
この店を更に先に行った場所にある。

店内は壁に向いたカウンターが7×2席。
13:10の入店で先客は六。
その後も、次々の来客で人気振りが窺える。

オーダー方法は少し変わっていて、
入り口右手にあるカウンターでメニューを告げ
先払い。
レシートも貰える。

で、食したのは、ホットつけちゃん全部入り。
値段は1,220円!!
夏場につけ麺メニュー《つけちゃん》を出していたので、
それを期待して行ったのだが、さすがにこの時期では
当該商品に変わっていた。

ベースの1,000円にトッピングが
角煮・玉子・明太子。
玉子は硬茹でなら100円なのだが、
半熟を指定したので、+20円。
これでも各々単品を頼むより50円オトクで、
店のオススメとなっている。

イメージ 2

イメージ 3

麺は細平ストレート。
白っぽく滑らか、表面はやわだが、
芯にはしっかりとした噛み応え。
しかし、量が少ない、圧倒的に(怒)。
ほんの4~5掬いで無くなってしまった。
これでは全然お腹に溜まらない。

イメージ 4

しかも、後で表の掲示を確認すると
太麺との選択性と書いてある。
そんな確認受けなかったぞ。
大盛(+100円)の追加オーダー無ければ、
デフォで細麺ってこと?

スープは豚骨+魚介がベースの醤油。
見た目は、《つけ麺》のつけ汁そっくり。
表面には透明な油膜。
僅かに粘度はある。
動物由来と魚由来の味がするのだが、
夫々が独立して立ち、一体感は無い。
なので、何故かコクを感じない。

中には、微塵よりも少し大きめに切られた
セロリが入り味のアクセントになっている。
デフォの具材は、10cm四方の海苔と小松菜。
底に肉味噌も潜む。
ただ、これもやはり表の写真にはあったメンマは
入っていなかった。

トッピングの具材、
角煮はトロトロの濃い味付けのものが二個。
玉子は、半熟との名目ながら硬めの湯で加減。
明太子はピンポン玉大。


評価は、☆5点満点で2.5(☆☆★)。
味は悪くないけど、総体で考えた時に
本年最低のC/P。
また、昔の「全部入り」はデフォのチャーシューが有った上に、
更に角煮だったのではないか?
多店舗展開の妙味が生かせていないし、
相対面・商品自体にも欠けた点があったのは
至極残念だ。