RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫@109シネマズ川崎 2011年5月1日(日)

先月29日に営業再開した同館には、
実に二ヶ月半振りの訪問。

何故に、そこまで時間が掛かったのだろうと
訝っていたら、何と!売店の脇に、
【シアター8~10】専用の出入り口が新設されている。
震災の余波は、こんな処にも及んでいたのね、と
変に反応してしまう。

当日の川崎、分けても映画館の人出は、
一日にしては、今だし。

「営業再開キャンペーン」の実施を含め、
積極的な集客策の敷衍は、これからだろう。

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さて、〔これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫〕である。
席数89の【シアター8】の入りは半分程度。
封切り間も無い割には、少々寂しい。
客層は、その時代を知っているであろう層が多いかな。

原作は、『赤塚不二夫』の編集を長期に渡って勤めた
武居俊樹』。
この主人公を女性に変え、
却ってそこから醸し出される面白さを上手く処理している。


手塚治虫』『水木しげる』『赤塚不二夫』の三人の娘の鼎談を読むと、
赤塚不二夫』の私生活の行動だけが、飛びぬけてはちゃめちゃだ。

キャプションには「超脚色、誇張して映画化」となっているが、
いやいや、これが実態なんじゃぁないの?と
にんまりとしてしまう。

赤塚不二夫』役の『浅野忠信 』は当然として、
小学館の新米編集者『武田初美』を演じる『堀北真希』も
相当に恥ずかしい肢体を披露している。
タイトスカートで、「シエー」をする場面などは、
かなり萌えてしまうファンも多いのでは、と
他人事ながら心配になる。


前半~中盤までは、お馬鹿な所業の連続。
独特の疾走間に満ちている。
ところが、終盤以降に失速。

緩急を付けるためか、それとも
物語に厚みを持たせるためか、
妙にヒューマニズムに満ちた表現に流れてしまうのだ。
これが大きなマイナス。


返す返すも、惜しい作品だが、
前述の様な『堀北真希』は一見の価値アリ。
その筋の愛好者は、率先してマークしておくべき
一作である。