元々、此処は強い風が吹いている時などは揺れを感じて
壁の傍に行くと、ぎしぎしと軋む音が聞こえ、
落ち着いて鑑賞するには、多少難のある会場。
壁の傍に行くと、ぎしぎしと軋む音が聞こえ、
落ち着いて鑑賞するには、多少難のある会場。
加えて、昨今の様に余震続きの中では、
何時強力な揺れに見舞われるかもしれず
かなりびくびくものなわけだ。
何時強力な揺れに見舞われるかもしれず
かなりびくびくものなわけだ。
震災以来、休館が続いて、
再開されたのが、先月29日。
にも拘わらず、会期の延長は無く、
オマケに会場時間も~16:00(入場に至っては、~15:30)と、
観に来られることを拒否しているのでないかと
疑ってしまう。
再開されたのが、先月29日。
にも拘わらず、会期の延長は無く、
オマケに会場時間も~16:00(入場に至っては、~15:30)と、
観に来られることを拒否しているのでないかと
疑ってしまう。
そのようなこともあってか、
最終日だと言うのに、
会場内はかなりスカスカ。
最終日だと言うのに、
会場内はかなりスカスカ。
『菅野静香』が〔苑〕で「秀作賞」を受賞したのは
嬉しい限りだが、見慣れた描写ではあるものの、
五人の少女の内、表情が判るのは一人だけなのは、
「はて」と首を傾げてしまう。
嬉しい限りだが、見慣れた描写ではあるものの、
五人の少女の内、表情が判るのは一人だけなのは、
「はて」と首を傾げてしまう。
同じく、「秀作賞」の『蒼野甘夏』は
岩絵で描かれた〔金星に橇滑猿図〕。
橇遊びをする申達が、本当に楽しげで、
ほのぼのとする。
岩絵で描かれた〔金星に橇滑猿図〕。
橇遊びをする申達が、本当に楽しげで、
ほのぼのとする。
『橋上ゆかり』の〔The people〕は
計21点の淡い筆致で描かれた表情が、
すっきりと眼前に迫って来る。
計21点の淡い筆致で描かれた表情が、
すっきりと眼前に迫って来る。
随分と前にディスカウンターで300円で購入した
入場券(一般の入場料は500円)を無駄にしたくない一心で
やって来たが、比較的素直に見入れる平面作品が多く、
「頑張って、来て良かったぁ」と、心から思えた。
入場券(一般の入場料は500円)を無駄にしたくない一心で
やって来たが、比較的素直に見入れる平面作品が多く、
「頑張って、来て良かったぁ」と、心から思えた。