宇野亜喜良のポスター展 /映画美術監督 久保一雄の仕事/木村伊兵衛写真賞35周年記念展＠川崎市民ミュージアム 2011年2月27日（日）

長々と連ねてしまったが、当日は
“昔のくらし 今のくらし”展も開催されていて、

これが全て無料という大盤振る舞い。
近隣の住民は深く感謝すべきだと思う。

勿論、目的は、
“宇野亜喜良のポスター展”
“木村伊兵衛写真賞35周年記念展”
の二つにあるわけで、
先ずは前者から。

６０年～７０年代のポスターに加え、
装丁や挿絵を手掛けた本も展示。
過去、観た作品もかなり多いのだが、
例によって往時の芝居の入場料（数百円、ですぜ）や
出演者（故人も多数）を確認し、
「おお」と驚くこと暫し。
嬉しかったのは２００８～２０１０年の新作
八点の展示。
この時のポスターも有ったりして
思わずニンマリ。

後者は、一年かけて開催された一連の記念展の最終回。
計十一名分の展示なので、
一人あたりの枚数はそう多くない。
『澤田知子』の〔Costume〕シリーズはコスプレするだけでなく、
纏う雰囲気までそのものになってしまう（例えば、〔ＯＫＡＭＩ〕とか
〔FUKEI〕とかさ）凄さ。

『ＨＩＲＯＭＩＸ』の略歴を読んで、
「へえもう３５歳になったんだ」と、
変な所に感心したりする。
おぢさん、だなぁ。