RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

第5回タグボートアワード入選者グループ展@ターナーギャラリー 2010年5月23日(日)

大江戸線の【落合南長崎】A2出口を出て、
目白通り】を【練馬】方面に歩く。

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目指すのは【ターナーギャラリー】。
ターナー色彩株式会社』が併設するギャラリー

事前の告知も十分とは思えないし、この雨。
加えて駅からは遠い馴染みの無い場所。
短い開催期間(5/21~23)もあり、閑散としているのでは
との事前予想をあっさり裏切る、会場内はなかなかの混雑。

関係者、係累を含め、人で溢れている。
逆に、自分みたいにフリな物好きは、ごく少数と見た。

で、肝心の本展

先ずは、
『そらみずほ』の切り絵。
黒を主体としながらも、加えた彩色の美しさと、線描のシャープさ。
何よりも、造形された少女の面立ちが好ましい。
背景として感じ取れる物語も、微かに淫靡で良いかも。
相当のデッサン力と、それを細かく切り出す手腕の妙。

次いで、
『小松冴果』の作品は、平面でありながら、
上に石膏像を乗せたような2.5次元の造形。
加えて、思わずニヤリとさせられる、エスプリの効いたタイトル。
虚と実が並存する奇妙な世界。

『一瀬純加』の作品もビビッと来て、
雨の中交通費と時間を掛けて来た甲斐あったな。