RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

青山裕企 写真展@T.I.P 2013年4月20日(土)

場所は【フィルムセンター】の向かい
というか裏手になる。


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本格的なギャラリーである【72Gallery】と
若干狭いスペースの【Blue Wall】の二か所を使い
開催されているのは、
何と無く秘め事めいたタイトル、
「空想女子校 - スクールガール・コンプレックス -」。

淫靡な香りさえ漂って来そう。


事前情報に因ると、
写真の題材とされているのは女子高生で、
夫々、セーラー服、体操着(ブルマ、とか)、スクール水着
を着用の上、写真に納まっている様で、
ちょっと間違えたら、アブナいショップ?。
おぢさん的には、もんもんとした心持ちで赴いたのだが・・・・。


各ギャラリーは女子校の教室や
放課後の放送部をイメージしたディスプレイ。
その中に大判に引き伸ばされた前述の写真と、
一枚千円(作者のサイン付き)で販売もされているポラロイドが
あっけらかんと展示され、
エロスよりも、とっても健康的なシャンプーの香りさえ
漂って来そう。

実際、女性やカップルの来場者もおり、
邪な心持ちでやって来たおぢさんは、
少々自分を恥じてしまった。


よくよく考えて見れば、今から35年くらい前は
自分もこういった環境に身を置いていた訳で、
じゃあその時に、そんな大層なことを考えながら
日々を過ごしていたかと言うと、
全然そんなことは無く、
改めて顧みれば、妙に懐かしい情景だったりして、
日常の何気ない会話や仕草が、
ふっと脳裏に浮かび、
胸の辺りが、ほわんと暖かくなる、
そんな感じ。


会期は(残念ながら)~4月21日(日)まで。


ただ、自分が滞廊中に、物凄く違和感のあることが・・・・。
ホンモノの女子高生がギャラリーに来ており、
勿論、その場の装飾が装飾なので、場違いでは無く
寧ろ、しっくりと来る。
にもかかわらず、感じてしまう、このもやっとした感情は、
一体、何なんだろ?