できるだけ遅い時間を意識して、14時半の着だが、
入場券購入の長蛇の列。
これじゃあ、何十分も待つよな。
入場券購入の長蛇の列。
これじゃあ、何十分も待つよな。
幸いにも券を所持しているので、さっと入場したものの、
中も大層な混雑。人の頭の間に漸う画が観られる程度。
しかし、『ゴーギャン』。好んで観る画家ではなかったのだが、
今回で考えを改めた。
自分の感性に合うものがかなりある。
時系列に並べられると良く判る。
{印象派}の作品から{ジャポニズム}を意識したもの。
今回で考えを改めた。
自分の感性に合うものがかなりある。
時系列に並べられると良く判る。
{印象派}の作品から{ジャポニズム}を意識したもの。
〔《洗濯する女たち、アルル》〕がこんなにいい感じだったとは。
タヒチの作品は特に好きではなかったのだが、
〔《ファア・イヘ・イヘ(タヒチの田園)》〕は、
一部意識的に意匠化されており、{ラファエル前派}を彷彿とさせる
描写もあるし。
タヒチの作品は特に好きではなかったのだが、
〔《ファア・イヘ・イヘ(タヒチの田園)》〕は、
一部意識的に意匠化されており、{ラファエル前派}を彷彿とさせる
描写もあるし。
とは言うものの点数も少ないこともあり、行きつ戻りつしても
数十分の滞在時間。
これは、最早、画を鑑賞する環境じゃあないわな。
数十分の滞在時間。
これは、最早、画を鑑賞する環境じゃあないわな。
『藤田嗣治』が二点。
〔パリ風景〕は灰色で寂寥感が漂う。
三十歳の彼の目には、このように映ったのだろうか。
〔血戦ガダルカナル〕。描き込まれた年月は2604年。
皇紀だからな。
画面いっぱいの戦士達は、敵・味方も判然としない。
ほぼ単一の茶系で描かれ、あたかも一つの生き物のように
混然としてそこに在る。これも、どんな気持ちで描いたのだろう。
〔パリ風景〕は灰色で寂寥感が漂う。
三十歳の彼の目には、このように映ったのだろうか。
〔血戦ガダルカナル〕。描き込まれた年月は2604年。
皇紀だからな。
画面いっぱいの戦士達は、敵・味方も判然としない。
ほぼ単一の茶系で描かれ、あたかも一つの生き物のように
混然としてそこに在る。これも、どんな気持ちで描いたのだろう。
それ以外にも美術の教科書に出てくるような、有名作がてんこ盛り。
やはり、企画展が無くても、観に行く価値のある場所だな。
やはり、企画展が無くても、観に行く価値のある場所だな。