「現代美術の展望─新しい平面の作家たち」との副題は例年通り。
昨日が初日で、二日目の今日は、何時もならたいした混雑じゃないよね、
と安心して訪問した、場内は意外なほどの人
随分な人気じゃあないか。
と安心して訪問した、場内は意外なほどの人
随分な人気じゃあないか。
出展作家数は三十三で、各賞は既に決定。
しかし、今回の受賞作は、珍しいコトに
自分の好みと一致している。
しかし、今回の受賞作は、珍しいコトに
自分の好みと一致している。
『田中望』の〔ものおくり〕は、
どこかで観た様な描写だが、残念、とんと思い出せない。
どこかで観た様な描写だが、残念、とんと思い出せない。
ただ、兎やら鼠やらが、祭りの様に沢山集い
鯨を「おくって」いる。
鯨を「おくって」いる。
更には、「3.11」をも
想起せずにはいられない。
想起せずにはいられない。
会場内を小さな女の子がちょこまかと動き回り、
その小さい手で画に直に触っているのをスタッフに見つかり
何事かを諭されていた。
その小さい手で画に直に触っているのをスタッフに見つかり
何事かを諭されていた。
すかさず母親を探し、ご注進に及んだが
(当たり前の様に)却って叱責される。
(当たり前の様に)却って叱責される。
しかし、『金光男』の〔row-kanaami#17〕を
もし彼女が触っていたら、それはどんなコトになっていたんだろう。
もし彼女が触っていたら、それはどんなコトになっていたんだろう。
とは言っても、
副題にある「新しい」が、自分にとっては必ずしも通用せず、
既視の作者が多いのは、ちょっと残念だったが。
副題にある「新しい」が、自分にとっては必ずしも通用せず、
既視の作者が多いのは、ちょっと残念だったが。
会期は~3月30日(日)まで。