RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

入鹿TOKYO@六本木 2025年12月21日(日)

【ミッドタウン】対面の角で、
店舗そのものは半地下。

10:45の店頭着、
先待ち八人の後ろに付く。

10:55には店員さんが出て来て人数確認。
この時点で並びは二十人を超えており、
十五番目以降は第二待機列へと移動。

その後も並びは途切れることはない。


店内は厨房に向いた鍵型九席のカウンター。
奥には個室に四~五人が向かえるテーブルが一卓。

券売機は階段を降りて右手。
各種電子決済にも対応。

11:02には暖簾が出され、
順次入店して食券購入。

自分が着席できたのは11:08のこと。


食したのは、
ポルチーニ醤油らぁ麺。
値段は1,800円。


ロット二杯で作られているようで、
団体でもそれなりに供されるのに間が空く。

商品説明や食べ方指南を見ながら待ち、
自分の一杯が供されたのは16分後。


半円形の折敷も、予めセットされている蓮華も、
麺の器も挟まっているスープンも、
全てがスタイリッシュ。


中央には九条葱が丁寧に盛られている。
緑が鮮やか。


トランプ大の海苔一枚は、
黒々として厚く香りが良い。

複数種の茸とトリュフによる「ブラックデュクセルペースト」は
そのまま食べるとかなり強い味と香り。
中途で溶かせばスープは深みのある味わいに変容。


チャーシューは豚が二枚に鶏が一枚。
何れも低温調理。

豚は大人の掌大、薄く切られた部位が異なるロース肉。
共に肌理の細かい肉質。

鶏は花札大でしっとり。
柚子の香りがする。


麺はやや細、ストレート。
表面は僅かに粗く、芯は白濁。

つるっと啜れば、最初ぱつっとした食感に
中央部はしんなりと軟らかさもあり、
喉越しも心地好い。

量は150gまではない体感。


スープのベースは鶏醤油。

醤油の鹹さは軟らかく、
スープも軽めですいすいと飲めてしまう(結局、完飲する)。

が、旨味成分が多いのが特徴的。
深みとは違い、最初は一つに纏まっていた様々な旨味が
やがて口中で横に広がって行く面白い体験。

なるほど、他店では味わったことがなく、
人気の理由が理解できた。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


中国政府からの日本への渡航自粛要請が出ている今なら、
さほどの混雑にはなっていないだろうとの期待を込めての訪問も、
何のことはない第一陣で入店した十四人で
日本人は二人だけ。

十一人が中国人との、激しい偏り具合だった。