初回訪問時は、味はさておき
そのオペレーションの悪さに激憤したわけだが、
さすがに半年も経てば改善したのではないか。
そのようなハナシも漏れ聞こえる。
店内は厨房に向いたコの字型
六席と八席のカウンター。
更に席数を減らしているよう。
11:00の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後にカウンター越しに。
メニューも少なくなっているかな。
期待していた《つけ麺》が無くなっている。
食したのは、
ラーメン塩+麺大盛り。
値段は880+120で1,000円。
オーダーから7分の待ちで供された一杯。
塩の割には濃いスープの色味。
そしてトリュフオイルの香りが凄い。
チャーシューは鶏と豚が各一枚。
何れも低温調理で薄めのトランプ大。
鶏の方はしっとりで、大蒜も軽く香り美味しい。
その上には きぬさや とホールペッパーが三粒乗る。
メンマは拍子木状が二本。
発酵香がする。
青葱と微塵の紫玉葱がたっぷり。
麺は細、ストレート。
茶色かかった全粒粉で透明感あり。
つるっと滑らかな口当たり、
ぷっつりした噛み心地。
喉越しも良好。
量は200gほど。
スープは鶏塩のベースに貝の旨味。
トリュフオイルの香りは最初はインパクトあるものの
次第に慣れてしまう。
塩の尖りは無く、鶏と貝の旨味は屹立、
飽きの来ない日向を思わせる味で六割方を飲む。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
とは言え《醤油》の方が好みかも。
夏になっても、調理時間が掛かる《つけ麺》は
期待薄かなぁ。