RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

舎鈴 インターシティAIR店(3)@溜池山王 2023年5月17日(水)

以前は一部店舗でのみ提供の
{ケンチャンラーメンインスパイア}が
全店舗で食べられるようになったとの一ヶ月前の告知。


要はメニューの入れ替えも、
行く機会がなかなか無く、
前言を撤回し30℃越えの日にわざわざやって来た。

店内は両の壁に向いた五席と六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが六卓。

11:10の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は十で、
早い時間の割にはなかなかの混雑。


券売機は入口左手。

食したのは、
チャーシューメン(並)。
値段は890円。

並でも麺量は多めと聞いているので、
チャーシューを足してみた。


後客がオーダーした《冷やかけ》の方が先に配膳され、
5分ほどの待ちで供された一杯。

ほう!なんとなくそれっぽい雰囲気を醸している。
直近でも{酒田系}は食べたけど
共通する意匠。


メンマは細くてこりこり。
鳴門も一片。


海苔はトランプ大が一枚。

葱は存在感のある切られかた。


チャーシューは計四枚。

大人の掌大、4㎜厚のバラ巻が二枚。
軟らかく、味の沁みも適度。

ロースブロックから切り出された、
花札大、8㎜厚が二枚。
こちらは一転し、赤身の繊維が強く歯に当たる。


肝心の麺は、中、縮れ。
写真ではそうとは見えぬが、
機械的に縮れを付けたような規則正しさ。

表面は艶やかでずるっと啜れるも、
ごわりとしたむっちり加減で芯には粉っぽさ。
これには意表を突かれた。

量は200g強はあり。


スープは動物系+乾物魚介の醤油。
それほどの強さ鹹さは無いものの、
旨味はしっかり採れている。

懐かしい味がして、
子供の頃の記憶が呼び起こされる。

葱を追いかけながら、
蓮華で七割ほどを飲む。

案の定、外気温の高さと合わせ汗だくに(笑)。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


まるっきりのコピーでないのは
作り手の矜持だろう。

比較的安価なのも嬉しい。