RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺匠 藩次郎(3)@川崎 2023年5月20日(土)

駅の反対側に在る『勇』に匹敵するほど
お好みになりつつある標題店に
八ヶ月振りに訪問。

12:55の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は店の外、向かって左側。

食したのは
鴨だし淡麗ら~麺 塩。
値段は930円。


食券を渡すと、
麺の硬さ
味の別
の確認が。

夫々、普通、塩でお願いする。


8分ほどの待ちで、
先ずは海苔が供される。

大判で黒々とし、ぱりぱり。
香りも良く美味しい。


一拍おいて、ラーメンが供される。

相変わらず、盛り込みが豪勢だ。


チャーシューは大人の掌大、
ロース肉が一枚。
軟らか。


味玉半分がデフォで付く。
やや硬めの茹で加減で
もふもふの食感。


たっぷり白髪葱に鳴門が一片。

メンマは穂先が二本。
薄味で発酵香がし、優しい歯触り。


小振りではあるものの、
雲呑が三個。
餡は少な目も、皮がとぅるとぅると滑らか。


麺は極細、ストレート。
表面やや粗でぱつぱつ。

さくさくした切れのある歯触りで、
茹で加減普通でも十分に硬く
小麦が滲む。

量も多めで150gほど。

「菅野製麵」の麺箱が厨房内に積まれている。


スープは透明度の高い清湯塩。
ただ謳うほどの鴨感は無く、
どちらかと言えば豚骨と乾物魚介が優勢に感じる。

それでも表面の油は
鴨由来かしら。多少、クセのある味わい。

塩の尖りは無く、鹹さも中庸、
素材の出汁の旨味で食べさせる。

美味しく、完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


改めて「こだわり」を読むと

なるほどなぁ、と思わせる。