RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

五反田 海月@不動前 2011年5月20日(金)

一週間前にオープンしたばかりの新店。
確か、以前は『ギャラン堂』で、暑くなったら
《冷やし》を食べに行こうと思っていたら
何時の間にか変わってしまった。

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店頭には、まだ、お祝いの花の名残がある。

場所はここ
斜向かい。

鰻の寝床の様に細長い店内は、ストレートのカウンターが十一席。

13:40の入店で、先客は六。
その後食べ終わって出るまで、後続はナシ。
ただ、時間を考慮すると、繁盛している範疇に入るかも。

入り口脇、左側にある券売機で食券を買う。

食したのは、魚介塩つけ麺大+味玉。
値段は780+100で880円。
大盛は並と同料金。


麺は中ストレート。
僅かにカールしている。
良い香りのする黄身掛かった麺。
噛み切るときのむっちり感と、
啜る時の喉越しの良さがタマラナイ。
量も、まずまずあり、満足。

つけ汁は魚介塩。
尖りは無く、まろやかな味。
くいくいと飲めてしまう。
海鮮の出汁が舌に響く。

具は表面から盛り上がっている。
中には、ゲソ、小柱、胡瓜、鳴門、チャーシュー、メンマ。
薬味として、半月に切られた檸檬が二切れと、山葵。
玉葱の微塵切りも投入されている。

大凡、ラーメンらしい内容とは、
乖離している。

途中薬味類を溶かしたり、搾ったり(箸でね)しながら、
味を変化させ楽しむ。

しかし、輪切りの胡瓜を含め、衝撃的だ。


メンマは薄い色と味、
柔かく、繊維も気にならない。
量も多い。

チャーシューは乱角が数個。
味が染みている。旨い。

玉子の表面は薄っすらと色付き、
黄身の芯が僅かに蕩ける。
濃厚な味と香りで上々。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

意表を突く、しかし実は名称通りの野心作。