一ヶ月前にオープンの新店。
場所は『武蔵』の跡地で
外見も中もほぼほぼ居抜き。
奥のテーブル席が在った場所のみ
製麺室に変わっているよう。
駅の反対側にも『ナポレオン軒』はあり、
そちらは「京急蒲田店」との呼称。
元々、期間限定との話も聞こえており、
こちらの方が当地での拠点になるのかしら。
店内は厨房を囲むＬ字型十四席のカウンター。
１１：２０の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は十で、
満員に近い入りが維持される。
券売機は入り口左手。
食したのは、
中華そば。
値段は９９０円。
とは言え、他店で土日限定で食べられる
《エリザベス》とは別商品のよう。
食券を渡してから７分の待ちで供された一杯。
一見して、麺量は多くないようだが。
中央には解し豚が一盛り。
これが滅法美味しい。
旨味も染みている。
メンマは量が多い。
薄色、薄味で軟らか。
葱は厚く切り出されている。
麺は中、厚みある平、ストレート。
透明感があり表面は滑らかも、
口当たりはごつごつ。
《釜玉》のそれより
少々細く感じるが。
ずるっと啜れば、もちもち食感。
太さの割には、喉越しも良い。
量は150ｇちょっとあるか。
スープは豚メインの動物系の塩。
軽く生姜も香る。
鹹過ぎず、味も濃すぎずで、
しかし十分に麺に比肩する深さはあり。
カウンター上に置かれている
木耳をたっぷり投入。
コリコリ食感を楽しみながら、
七割方を飲む。
評価は、☆５点満点で４．０（☆☆☆☆）。
麺量は物足りない。
値段もそこそこ高いのだから、
もっと多くしてくれても良さそうなもの。
