「ラーメン激戦区」の『博多一幸舎』の跡地に
一ヶ月前にオープンの新店。
『駄目な隣人@人形町』の別ブランドとのこともあり
優先度は低めだったのだが・・・・。
11:10の着。この時点で並びは『富田』のみ。
店内は厨房に向いたコの字型十二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
先客は四も、その後は続々の来店で十五人ほど。
満員に近い状態が維持される。
券売機は入り口左手。
食したのは、
ざるそば(粗挽き)+大盛。
値段は900+100で1,000円。
食券を渡してから12分と随分と待って
麺とつけ汁が同時に供される。
麺の色味が蕎麦のように濃い麦色。
具材や薬味も盛り込まれている。
チャーシューは低温調理、大人の掌大のロース肉二枚を
半分に切り分けたもの。
薄めで、つけ汁に漬してもしっとり食感。
メンマは極太の拍子木状。
さくさくな歯応え。
薬味には三つ葉と葱。
葱には薄細切りの柚子皮も混ざっている。
麺は中、やや細、平、ストレート。
エッヂが立ち、茶色い粒子が散在する全粒粉。
表面は少々ごつごつも口当たりは滑らか、
そして舌で押しつぶせそうなほど軟らかめの茹で加減。
冷っとした喉越しも心地好い。
「菅野製麵」の麺箱が積まれている。
量は300gに足りないくらいか。
つけ汁は乾物魚介に出汁と醤油で和風の旨味。表面には油。
《清湯そば》と同じ構成と思われ。
が、どうしたことか酸味がかなり強い。
思わず「酸っぱ!」と心の中で反応してしまうほど。
べたっとした酸味ではないので
意図したものと思えるが、
個人的には異議を唱えたい。
中には小さめの乱角チャーシューがたっぷり入っており、
これは嬉しい。
玉子と海苔は取り放題なので、海苔を四枚ほど。
香り良く、ぱりっとし、厚みもあって美味しい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺も具材も良いのだが、このつけ汁には
かなりの拒否感。
美味しかったら《平打ち麺》も食べたいところだったが・・・・。