RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

家系ラーメン 革新家 TOKYO@東京ラーメンストリート 2023年12月10日(日)

「ご当地ラーメンチャレンジ」跡区画に10月下旬にオープンした
『ソラノイロ』による{家系}。

『飛粋@蒲田』とのコラボなど
事前の喧伝は大層も、いざ蓋を開ければ
ツウの人たちからの反応はイマイチとの印象。

店内は先の店舗のまるっきりの居抜き。
結局当該の企画には二回しか行けなかったなぁ、と
思い出す。

11:05の店頭着で十二人の待ち。
回転は良いと聞いているので、
そのまま最後尾に着く。

思惑通り11:15には着席。


食券は入店時に。

食したのは、
ラーメン+中盛り(1.5玉)。
値段は900+100で1,000円。

入り口の券売機脇に
もぎりのお姉さんが居るので
食券を渡しつつ「麺硬め」だけをリクエスト。

案内に従い着席し、
4分の待ちで供された一杯。

一見して、正しい見た目の{家系}。
立ち上って来る香りも同様。


チャーシューは大人の手の大きさ、
低温調理のロースが一枚。

軟らかく薫香強し。


ホウレン草の代わりに小松菜。
茹で加減も絶妙、
茎の部分はしゃくしゃく食感で悪くない。


海苔は二枚だけも、大判。
黒々とし、厚みあり、香りも良い。

 

麺は中、やや細、心もち平めのストレート、軽く捻じれ。
一本は相当に短め。

硬めコールで、むっちり寄りのもっちり食感。
自分にとってはベストの状態。
麦の旨味も味わえるし。

量は200g弱か。


スープは豚骨+鶏の醤油味。
さらさらと粘度は低め。
それでも食べ終われば、
唇はしっとり。

獣っぽい臭みは無く、
万人に受け入れられそう。

{家系}らしい基本の旨味は引き継ぎながらも
出汁感よりも醤油の鹹さが強め。

元々の量が多くないので九割方を飲むが、
後で相当に喉が渇いた。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


濃厚さや匂いによる刺激を所望する向きには物足りないかもだが、
個人的には悪くないと感じた一杯。