ほぼほぼ五年ぶりの標題店は
美味しい{豚骨魚介}を食べたくなって。
この【環二通り】と【日比谷通り】に挟まれた
【ハナマサ】裏の一角は人通りも疎らだが
標題店だけは何時も賑わっている。
店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター。
11:15の入店で先客は五。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
さた、何にしようかと見渡せば・・・・、
おや、ちょっと値上がりしているなぁ。
食したのは、
チャーシューら~麺。
値段は1,000円。
やはりこの店では、玉子かチャーシューは外せない。
それでも
特製は1,050円、大盛り+60円だと、ちょっと逡巡しちゃう。
食券を渡してから6分ほどの待ちで
カウンター越しに供された一杯。
そうそう、この見た目だ。
メンマは拍子木状。
しゃくしゃとした噛み応え
チャーシューは大人の掌大5㎜厚が三枚。
少し冷えているが、スープに漬かり軟らかさを取り戻す。
箸で持ち上げればほろりと解れ、脂肪も蕩けて美味しい。
海苔一枚の面積は小さめも、
黒々とし厚みあり、香りも良い。
麺は中、やや細、強くカール。
黄色い発色で表面は滑らか。
ずるっと啜れば、芯にコシがしっかりある
むちむちな噛み応え。
量は確かに200gほど。
スープはかなりのとろみ。
動物+魚介の醤油で、豚骨が前面に出る仕立て。
大き目に切られた白葱も入り、
これがさくさくと力強い。
好みのスープの味のこともあり、
七割方を飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
小麦や豚の値上げの影響が
じわじわと価格に染み出して来ているんだなぁ。