本年の一杯目は昨年末に『のスた 凛本店』の跡地に越して来た標題店。
経緯等は店頭の貼紙を参照、とのことかな。
店内は厨房を囲むL字型六席と
壁に向いた三席のカウンター。
11:20の入店で空席は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は十で
常に外の階段に待ちができる状態。
券売機は入り口左手。
食したのは、
ラーメン。
値段は750円。
店主さんのワンオペに加え、丁度客が増して来たタイミングだったろうか
18分待って熱々の一杯が供される。
チャーシューの存在感が凄いな。
大人の手の大きさで軟らかいものが一枚。
肉質も味付けも良好。
メンマは軽く色と味が付いたもの。
こちらも軟らかめの歯ざわり。
短冊大の海苔一枚は香り良し。
野菜はモヤシとキャベツが一つまみ。
麺はやや細、厚みある平、ストレートで{家系}ライク。でも、
するりと心地好く啜れ、もちりとした噛み応え。
店内に積まれている小麦の袋は
「オーション」と「飛龍」。
自家製麺らしいけど、良く出来ている。
量はデフォでも200gと多目。
スープは豚骨醤油。
尖りの無い鹹さの塩梅善し。
味の密度が濃く、素材の合成は複層的。
出汁の旨味がたっぷり溢れ、
癖や臭みがないのでくいっくいっと飲めてしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
【京王堀之内】から越して来てくれたのは嬉しいし、
夏場は《油そば》にも期待が出来そうも、
今からこんな繁盛じゃあ、タイミングを見計らって来ないとだな。