【二子玉川】方面行ホームの改札を出れば
右手斜め前にもう店は見える。
ものの30秒も掛からない。
11:25の着で並びは無し。
しかし周辺には少し離れて様子を伺う
数名の姿を視認(笑)。
しかし定刻になっても
営業中の札に変わる気配はなく
さてどうしたものかと思案していると
11:35には入り口扉のシェードが上げられ、
店主が幟を出し、A看板を立てる。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
その後、食べ終わって出るまでの来客は七も、
外に出て見ると更に六名が並んでいる。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後に入り口脇のレジで。
メニューは豊富も、
『たんたん亭』~『かづ屋』の系譜を勘案すれば
雲呑とチャーシューは増したいところ。
食したのは、
チャーシューワンタン塩つけ麺。
値段は1,170円。
《つけ麺》は大盛り無料と書かれているので、
併せてお願いする。
常なら迷いなく大盛りも、
在宅勤務の影響で体重増が気になる今日この頃。自重だね。
8分ほどの待ちで
麺とつけ汁が同時にカウンター上に置かれる。
ちょっと見、シンプルだが。
チャーシューはトランプ大で7㎜厚の低温調理が五枚。
側面はかりっと芳ばしい。
そのまま食べると味付けはほとんど無味も
つけ汁に漬すと更にしっとりとし、食感もアップ。
美味しい。
増して良かった。
メンマはチャーシューの下に隠れていた。
薄味で発酵香、軟らかくさくさくと歯が通る。
海苔委一枚はトランプ大で厚みあり。
つけ汁の中には雲呑が。
肉餡は大きめのビー玉大。
皮がちゅるんと美味しい。
つけ汁の色味はやや茶味掛かっているが、
尖りの無い塩味の鹹さが良好。
麺にも十分に旨味が絡まり、
軽く胡麻油も香り、
良好な具合。
麺は細、ストレート。
表面は滑らかでしなっとしている。
少しだけのぱつさを残しながら
噛み心地はつるしこ。
量は250g近くあるのでは。
「菅野製麺」の麺箱が厨房内に積まれている。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
店主と客の会話から、近所の常連が多いように見受けられる。
ただ供された一杯はオトク感が満載。
年末のこの時期にイイ食事ができたとの満足感。