10月20日の新規オープン。
しかし、その十日後に訪問した際には
店頭に「麺の調整中につき臨休(意訳)」の貼り紙で
嘆息した経緯。
その後ほどなくして復活と聞いたので
機会をうかがっていた。
場所は【A6出口】の右手
『更科布屋』の角を入って直ぐの右側。
店内は四人掛けのテーブルが三卓。
二人掛けが一卓。
11:30の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
券売機は入り口正面。
食したのは、
藤和え麺+中盛り。
値段は770+60で830円。
汁モノも供されて出しているようだけど、
ここは初志貫徹で。
食券を渡してから5分ほどで
朱塗りの盆に麺とスープがセットされ供される。
このスープは何だろう?
一口飲むと《豚汁》!
中には蒟蒻、牛蒡、豚バラ、乱角のチャーシュー。
味噌味はまずまずも、
これは《つけ麺》風には楽しめないなぁ。
気を取り直して、麺の方に向かう。
チャーシューは低温調理の薄切りがそこそこの量入っている。
脇には鳴門が一片。
青葱が一掴み。
メンマの様にも見えるが、
まるっきり筍でこりこりした歯触り。
海苔二枚は花札大。
先ずは撹拌しましょうかね。
麺は中、やや細、ストレート。
パスタ様で表面はつるんとし、啜り易い。
噛めばもっちりした歯応え。
芯迄万遍無く茹り、不思議と熱々で
最後の方まで冷めない。
なかなか面白い作り。
量は250g弱。
「心の味食品」の謹製と思われるが、
以前に食べた時ほどのインパクトは感じず。
味付けは出汁と油で、鶏の旨味。
油分は過剰で、唇の周りがぺたっとする。
全体的に薄味で、味変前提のようなので
生姜や七味を投入するがあまりインパクトは無く食べ終える。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
同値段の《煮干し》の方が、
楽しめたかなぁとも思う。