RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

和え麺 藤@大門 2021年11月26日(金)

10月20日の新規オープン。
しかし、その十日後に訪問した際には
店頭に「麺の調整中につき臨休(意訳)」の貼り紙で
嘆息した経緯。

その後ほどなくして復活と聞いたので
機会をうかがっていた。

場所は【A6出口】の右手
『更科布屋』の角を入って直ぐの右側。

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店内は四人掛けのテーブルが三卓。
二人掛けが一卓。

11:30の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


券売機は入り口正面。

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食したのは、
藤和え麺+中盛り。
値段は770+60で830円。

汁モノも供されて出しているようだけど、
ここは初志貫徹で。


食券を渡してから5分ほどで
朱塗りの盆に麺とスープがセットされ供される。

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このスープは何だろう?

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一口飲むと《豚汁》!
中には蒟蒻、牛蒡、豚バラ、乱角のチャーシュー。

味噌味はまずまずも、
これは《つけ麺》風には楽しめないなぁ。


気を取り直して、麺の方に向かう。

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チャーシューは低温調理の薄切りがそこそこの量入っている。

脇には鳴門が一片。


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青葱が一掴み。

メンマの様にも見えるが、
まるっきり筍でこりこりした歯触り。

海苔二枚は花札大。


先ずは撹拌しましょうかね。

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麺は中、やや細、ストレート。
パスタ様で表面はつるんとし、啜り易い。

噛めばもっちりした歯応え。
芯迄万遍無く茹り、不思議と熱々で
最後の方まで冷めない。

なかなか面白い作り。
量は250g弱。

「心の味食品」の謹製と思われるが、
以前に食べた時ほどのインパクトは感じず。


味付けは出汁と油で、鶏の旨味。
油分は過剰で、唇の周りがぺたっとする。

全体的に薄味で、味変前提のようなので
生姜や七味を投入するがあまりインパクトは無く食べ終える。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


同値段の《煮干し》の方が、
楽しめたかなぁとも思う。