四週ほど前にオープンの新店。
場所は【光学通り】沿い、『蕾』の跡地。
先の店の移転理由は、賃貸物件建て替えの為、と
記憶。
ファザードは確かにぴかぴかも、
上層は古い躯体のままのようだが気のせいか?
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
11:30の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。
券売機は入り口左手。
食したのは、
味玉鶏煮干濃厚つけ麺。
値段は950円。
並200g、大250gは同料金なので
食券を渡す時に迷わず大盛りを申請する。
貼られている「こだわり」を見ながら待つこと4分、
思いの外短い時間で先につけ汁が、
一拍遅れて麺がカウンター越しに渡される。
大葉がまるっと一枚入っているのは珍しいかも。
麺は中、ストレート。
褐色に近い色味。
表面はやや粗で、一本は長め。
肺に空気を一杯に溜め、勢いを付け
ずるるっと啜り上げる。
もちっとした噛み応え、芯には軽い粉っぽさ。
面白い食感。
量は確かに250gほど。
「菅野製麺所」の特製である札が
麗々しく置かれている。
つけ汁は鶏+魚介で濃厚、粘度高し。
青葱と微塵の玉葱もちょこんと盛られている。
魚介の強さが前面に出、微かな甘みも。
尖りの有る辛さながら、刺々しくは無いので、
スープ割をせずともほぼほぼ完飲してしまう。
チャーシューはトランプ大のロース肉が二枚。
低温調理独特の食感に、ハムを思わせる味わい。
メンマはつけ汁の中に。
太い拍子木状で濃い色付き、味付き。
さくりと歯が通る。
味玉の表面は薄めの色付き。
黄身の茹で加減は絶妙。
味付けは薄め。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
寒くなったら、《山椒煮干そば+替え玉油そば付き》を
食べに来ないとな。