RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

手打ち中華そば 酒田@小田栄 2021年9月25日(土)

【京町通り】を挟んで【小田公園】の対面。

標題の駅からも随分と距離があるけれど、
カロリー消費と運賃節約を兼ね【八丁畷】から歩いたら
勢い込んでしまい20分弱の行程で10:40の店頭着。

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さすがにイの一番。しかし開店までに更に六人が並びに付く。


店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一卓。

なので暖簾が出されると同時に満席に。
その後、食べ終わって外に出ると
三人が待っていた。


券売機は入り口右手。

食したのは、
チャーシュー麺(中) 。
値段は1,050円。

身入り/こい口・うす口/脂多め・少なめ
の味の調整が可能なようだが、
食券を渡す時に「そのまま」でお願いする。

が多くの人は 身入り をリクエストしていたよう。


8分ほどで、豪快な見た目な一杯がカウンター越しに渡される。

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具材もスープも溢れそう。
気を付けて下ろさないと。


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チャーシューはトランプ大、厚みのあるロース肉が五枚。
薄味で肉質を感じる仕上がり。


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メンマは最近見かけるようになった極細のもの。
こりこりした歯応え。

葱もたっぷり投入され、切り口は厚め。


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海苔二枚はトランプ大で、
後ろが透けて見えるほど薄いが香りが滅法良い。


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麺は太、縮れ。
表面は滑らかも、噛み締めればむちむち。

しっかりしたコシに芯には微かに粉っぽさ。
もむもむと喰らうタイプで
麦の旨味を堪能できる。

量は公称300gと聞いているけど
そこまでの体感は無い。


スープは煮干し醤油。

店の前で待つ間も、入ってからも漂う煮干しの香りが
更に強く立ち上がる。

表面には透明な油、その下には澄んだ琥珀色。

素材由来の酸味も強いが不快ではない。
煮干しにプラスして醤油の深みも相俟って
葱を追いかけながら随分を飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


自分にとっては熱い汁モノを食べるには
まだ高い気温だけれど、そんなことは脇に置けるほど
納得の行く一杯。