【京町通り】を挟んで【小田公園】の対面。
標題の駅からも随分と距離があるけれど、
カロリー消費と運賃節約を兼ね【八丁畷】から歩いたら
勢い込んでしまい20分弱の行程で10:40の店頭着。
さすがにイの一番。しかし開店までに更に六人が並びに付く。
店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一卓。
なので暖簾が出されると同時に満席に。
その後、食べ終わって外に出ると
三人が待っていた。
券売機は入り口右手。
食したのは、
チャーシュー麺(中) 。
値段は1,050円。
身入り/こい口・うす口/脂多め・少なめ
の味の調整が可能なようだが、
食券を渡す時に「そのまま」でお願いする。
が多くの人は 身入り をリクエストしていたよう。
8分ほどで、豪快な見た目な一杯がカウンター越しに渡される。
具材もスープも溢れそう。
気を付けて下ろさないと。
チャーシューはトランプ大、厚みのあるロース肉が五枚。
薄味で肉質を感じる仕上がり。
メンマは最近見かけるようになった極細のもの。
こりこりした歯応え。
葱もたっぷり投入され、切り口は厚め。
海苔二枚はトランプ大で、
後ろが透けて見えるほど薄いが香りが滅法良い。
麺は太、縮れ。
表面は滑らかも、噛み締めればむちむち。
しっかりしたコシに芯には微かに粉っぽさ。
もむもむと喰らうタイプで
麦の旨味を堪能できる。
量は公称300gと聞いているけど
そこまでの体感は無い。
スープは煮干し醤油。
店の前で待つ間も、入ってからも漂う煮干しの香りが
更に強く立ち上がる。
表面には透明な油、その下には澄んだ琥珀色。
素材由来の酸味も強いが不快ではない。
煮干しにプラスして醤油の深みも相俟って
葱を追いかけながら随分を飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
自分にとっては熱い汁モノを食べるには
まだ高い気温だけれど、そんなことは脇に置けるほど
納得の行く一杯。