RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 いそ平@下神明/大井町 2023年1月20日(金)

界隈に四つの飲食店を展開するグループが
うち一軒を昨年12月に「麺処」に業態変更。

最寄り駅は【下神明】も、
大井町】からも徒歩圏内。

行きは坂を下って比較的楽ちん。
帰りは逆だけれど(笑)。

【区役所通り】とは反対側の【三間通り】に入って直ぐの右手。


店内は厨房に向いた逆J字型七席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓、四人掛けが一卓。

10:58の店頭着で
看板は既に「営業中」になっている。

引き戸をがらりと開ければイの一番。その後、
食べ終わって出るまでの来客は一で、
どうやら近所の馴染みのお婆さん。


券売機は入り口右手。

食したのは、
にぼしそば+麺大盛。
値段は850+150で1,000円。


4分ほどの待ちで、
銀の盆に乗り、雷紋が縁どられた丼に入った一杯が供される。

おう、既にして煮干しの良い香りが。
ただ表面の透明の油は、随分と厚め。


チャーシューはトランプ大が二枚。
バラ肉で軟らか。


メンマはこりこりとした食感。


たっぷりの葱の上には三つ葉
柚子も一片置かれ、香りが良い。

鳴門も の の字に配置されている。


麺は、細、ストレート、軽くウエーブ。
表面は滑らかで、つるんとした口当たり。

ぷつっとした噛み応えに、
気持ちの良い喉越し。

量は200g弱ほどか。


スープは煮干し醤油で
表面の油のお陰が最後まで熱々。

香り良く、仄かな甘みに
醤油の鹹さも適度。

えぐみや苦みはほぼなく、
小気味良い旨味だけが舌に広がる。

葱を追いかけながら
七割ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


懐かしさが溢れる、ほっとする味。

一杯千円は厳しいが、なかなかの良品。
《塩》や《つけ麺》は食べてみたいもの。