昨日かなり発汗したばかりなのに、
今日も汗が出る一杯を目指し【第一京浜】を歩いている。
それほどここ暫くでオープンした店は
汁モノ専従が多いとの現れ。
標題店は7月の新店。
場所は『蘭家』の跡地。
なかなか定着しない場所だけど、
今回は果たしてどうだろう。
店内は厨房に向いた通路を挟んだ
二席と六席のカウンター。
11:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二。
券売機は入り口右手。
食したのは、
味玉中華そば+麺の大盛り。
値段は850+100で950円。
食券を渡してから4分ほどの待ちで
受け皿に乗った白い丼に入った一杯が供される。
値段の割には見た目がリッチ。
おまけに麺量も多そう。
チャーシューはトランプ大のロースと
花札大のバラが各一。
共に6㎜ほどの厚さがある。
食感と味の違いが楽しめ、
香りが良いのも特徴的。
メンマは太い拍子木状。
すいっと歯が通り、柑橘のような香りがある。
中央には青葱がちょんと盛られ、
トッピングの玉子の表面は軽く色付き。
黄身はとろんとし濃厚。
これも随分と香りが良い。
麺は細、ストレート。
軟らかめの茹で加減も、歯の通りはさっくり。
唇へのあたりも滑らかで、喉越しもしんなり。
量が多いのも嬉しくて200gを越えているかと。
自家製麺とのことだが「佐源次」と書かれた麺箱が
厨房内に積まれている。
スープは動物系+魚介系の醤油。
表面の油は滴々と少な目。
澄んだ紫が美しい清湯で、
動物と魚介の折衷度合いが絶妙。
野菜由来と思われる仄かな甘みに
醤油の日寝た味わいが特徴的。
かなりの量を飲んでしまう。
そしてやはり汗をかく(笑)。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
《餃子》も随分と評判が良いよう。
次に訪問する機会があれば、試してみたいもの。