RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

茶麺房 貴勇@東京(丸の内) 2021年7月24日(土)

先月下旬にオープンの新店。

場所は【丸の内北口】に出て右手に
高架沿いを暫し進んだ「味の散歩道」に入って直ぐ。

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店内は厨房に向いたG字型十席のカウンターが二か所、
二人掛けのテーブルが三卓。

カウンターは一席空けての案内。

11:15の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。

着席すると先ずは冷たい水、次いで
熱いプーアル茶が出される。
後者は冷まして、食後に口をさっぱりさせるのにとっておこうか。


券売機は入り口左手。

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食したのは、
排骨汁無し担々麺。
値段は1,400円。

排骨は一枚+300円の計算。


食券を渡す際に辛さ控え目ができるかを確認すると
上に掛けられる辛みが減る程度らしく、ならば
そのままでお願いする。


8分ほど待って、乳白色の器に入った一杯が供される。

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面白い盛り付け方。


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横から見るとモヤシと白髪葱が雄渾に盛り上がっている。
韮と搾菜も入る、後者はこりこりと好ましい歯触り


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排骨はやや小さめの大人の掌大。
その代わりか厚みあり。
なのでさくさくよりも、締まった肉質をしっかり感じられる。

味付けはカレー風味。
担々の辛さとは喧嘩せず、上手く融合する出来。


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麺の脇から見える赤みはかなり辛そうだけど、
さて、どうだろう。
それよりも刺激的な香りが食欲をそそるが。


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麺は中、薄めの平、軽くカール。
ぴろぴろの食感がありながらも
軟らかめの茹で加減でもっちり。

表面も滑らかで口当たりは善し。

量は200g弱ほどだろうか。


味付けは心配した辛さはさほどでもなく
痺れの方が強い。

軽い酸味と、胡麻の醤よりも
発酵した魚介の旨味も相俟って、相当和風に振れている。
かなり面白い趣向。

肉味噌はかなり粗目の食感。

残して置いた排骨を使い、
縁迄綺麗に掬い取るが、汗は滲むことは無く。

それよりも唇や舌がじんじんとする。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


排骨のトッピングよりも、
麺大盛り+150円、もしくは
ご飯(小)追加+100円に
温泉玉子トッピング+100円の方が
満足度は高かったかも。