先月下旬にオープンの新店。
場所は【丸の内北口】に出て右手に
高架沿いを暫し進んだ「味の散歩道」に入って直ぐ。
店内は厨房に向いたG字型十席のカウンターが二か所、
二人掛けのテーブルが三卓。
カウンターは一席空けての案内。
11:15の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。
着席すると先ずは冷たい水、次いで
熱いプーアル茶が出される。
後者は冷まして、食後に口をさっぱりさせるのにとっておこうか。
券売機は入り口左手。
食したのは、
排骨汁無し担々麺。
値段は1,400円。
排骨は一枚+300円の計算。
食券を渡す際に辛さ控え目ができるかを確認すると
上に掛けられる辛みが減る程度らしく、ならば
そのままでお願いする。
8分ほど待って、乳白色の器に入った一杯が供される。
面白い盛り付け方。
横から見るとモヤシと白髪葱が雄渾に盛り上がっている。
韮と搾菜も入る、後者はこりこりと好ましい歯触り
排骨はやや小さめの大人の掌大。
その代わりか厚みあり。
なのでさくさくよりも、締まった肉質をしっかり感じられる。
味付けはカレー風味。
担々の辛さとは喧嘩せず、上手く融合する出来。
麺の脇から見える赤みはかなり辛そうだけど、
さて、どうだろう。
それよりも刺激的な香りが食欲をそそるが。
麺は中、薄めの平、軽くカール。
ぴろぴろの食感がありながらも
軟らかめの茹で加減でもっちり。
表面も滑らかで口当たりは善し。
量は200g弱ほどだろうか。
味付けは心配した辛さはさほどでもなく
痺れの方が強い。
軽い酸味と、胡麻の醤よりも
発酵した魚介の旨味も相俟って、相当和風に振れている。
かなり面白い趣向。
肉味噌はかなり粗目の食感。
残して置いた排骨を使い、
縁迄綺麗に掬い取るが、汗は滲むことは無く。
それよりも唇や舌がじんじんとする。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
排骨のトッピングよりも、
麺大盛り+150円、もしくは
ご飯(小)追加+100円に
温泉玉子トッピング+100円の方が
満足度は高かったかも。