【柳通り】沿いに二ヶ月前にオープン。
12月の上旬にも足を向けたのだが
その時は《汁無し》に赤×ランプが灯っており、
店員さんに確認すると「夜だけなんですぅ」との返答に
踵を返した記憶。
でも直近のブロガーさん達のレポを読むと
どうやら昼間も供するようになったみたい。
店内は厨房を囲む角の取れたL字型六席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、
二人掛けが四卓。
コロナ対策は入り口に置かれている消毒アルコールのみで
他には見当たらず。
11:40の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は店の外、右側。
食したのは、
パイコー汁無し担々麺。
値段は1,180円。
食券を渡すと辛さと痺れの確認があるので
何れも最低レベルをリクエスト。
8分ほどで渋い色の市松模様が描かれた平ための器に入った一杯が
カウンター越しに渡される。
何だがとっても辛そうなんですけど。
排骨は一枚で250円甘酸。
大人の掌大も味付けは薄め、それに
噛み応えがあまりカリサクではなく、やや残念な仕上がり。
肉味噌は大量に、挽かれた胡麻も雪のみたいに乗っている。
糸唐辛子に高菜漬けのような葉野菜も。
ベビーリーフが一掴み。
対面には小口に切られた分葱も。
底には白胡麻のタレがたっぷり沈んでいる。
それに辣油もね。
先ずはさっくりと撹拌する。
麺は中、捻じれ。芯まで軟らかく、もちもちとした食感。
量は150g強あるだろうか。
まったりとしたタレと相俟って、思いの外お腹に溜まる。
かき混ぜている時点で辛い香りが鼻を突くも、
一口頬張れば更に辛い空気が口元から喉の奥に押し寄せ
思わず噎せそうに。これでホントに辛さ「1」ですか?
次第に唇がじんじんとし、額を汗が伝う。
それでも食べ切れたのはベースの胡麻の旨味がしっかり土台を作っているからで、
それが無ければムリだったかも。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
味の構成が複雑なので総じてみれば出来は好いのだが、
それにしてもこの辛さは・・・・。一方で痺れはさほどでもなく。