一ヶ月前にオープンの新店。
しかし、【西口】の【大森】方面に向かう
線路沿いのここは
過去何店も入れ替わりが有ったと記憶。
自分が最後に行ったのは2014年の『虎鉄』だったかしら。
その後も数店出ては消えて行った曰く付きの場所。
そして標題店は【二子新地】に本店があるラーメン屋さんの出店。
そういえば『みうら』で食べた時に、近隣に在ったな。
次は、と思っていたら、先から馴染みの場所に出てきてくれて
勿怪の幸い。
店内は厨房に向いたストレート九席のカウンター。
11:35の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
券売機は入り口右手。
食したのは、
得油そば。
値段は900円。
並・大は同料金なので食券を渡す時に
大盛りを申請する。
麺量は160・240の各グラム。
食券を渡してから5分ほどで
厚手の大き目な丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
特製の割にはちと見た目が寂しい気もするが。
チャーシューは大人の掌大、
薄めのバラ巻が三枚。
しっとりとし、肉質が詰まっている。
メンマは薄色で薄味。
軟らかな噛み応え。
刻み海苔に万能葱もちょこんとトッピング。
先ずは撹拌することに専念する。
かき回すに連れ、麺が次第に濃い色に染まっていく。
やや細、ストレート、軽く捻じれ。
パスタを思わせる外観。
表面は滑らかでつるんとし、
ずるっと啜れば軟らかめ、もっちりした噛み心地。
量は確かに240gはある。
味付けは油分控えめで、醤油と出汁の旨味が効いたもの。
尖りやきつい鹹さはなく、やんわりと食べ進める。
が、指南に書かれている通り味変は必須。
紅生姜と刻み玉葱を投入、
酸味と辛みをプラス。
更には温存していた温玉も
最後の方に。
これでまったりさも加わる。
追い出汁もリクエスト可とのことなので、
ちょっとだけお願いする。
カレー+トマト味は
軽いピリ辛と酸味が効いてなかなか美味しい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
ただ値段を勘案した時に
満足度はやや下がるかも。