【東口1】に出て
正面に見えるT字路の角。
11:35の着で、十人ほどの並びに接続。
その後も客足は途絶えることなく、
食べ終わって出る時にも写真の状態。
店内は厨房に向いたストレート四席のカウンター、
テーブルが数卓。
コロナ下もあり、かなり席を間引いて営業している様子。
ざっと見るとカップルの比率が高く、
回転はあまり良くなさそう。
12:10には先頭になり、人数確認の後
中で食券を買うよう誘導。
券売機は入り口左手。
食したのは、
Ra-men 冷 魚介だし汁+和え玉(70g)ハーフ。
値段は850+150で1,000円。
直ぐに席が空き、中に通され、
そこから10分ほどで
涼しげな器に入った一杯が供される。
陶製の蓮華も清涼感を醸してるなぁ。
チャーシューは低温調理の鶏と豚が各一枚。
丸まっているのを広げると、鶏は大人の掌大。
厚みもあるのにすっと歯が通る。
脂に頼らない、しっとりした肉本来の旨味。
豚はトランプ大のロース肉。
こちらも良く出来ている。
メンマは穂先が三本も!
薄味で軟らか。
オクラ、ナメコ、茗荷、カイワレと
季節っぽい野菜も加わる。
檸檬も軽い酸味が嬉しい。
麺は細、ストレート。
表面は滑らかでつるんと啜れるも、
芯はぱつんとした歯触り。
量は100g強。
スープは魚介醤油。
乾物の旨さがじわりと広がるさっぱり系。
ファーストアタックは軽く山椒の風味。
ガツンと来る強さよりも、軟らかく深く
次第に美味しさが染みて来る。
気持ち良く完飲。
頃合いを見て《和え玉》を発注。
こちらは直ぐに供される。
低温調理の乱角が数個、小口の葱、
岩海苔、魚粉。
麺は先ほどと同じだろうかと訝るほど、
表面はやや粗で芯は白濁しぱつぱつの食感。
入っているタレはバルサミコを思わせる
ややクセのある風味。
でも好きだな、この味。
最初はそのまま、次いでつけ麺風に、
最後は残して置いたスープを注ぐも、これが馬鹿ウマ。
魚介系の出汁とベストフィット。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
値段的にも嬉しいし、接客も丁寧だし、近所に在ったら
通うだろうなぁ。