この機会に、普段は行けない行列店に
(勝手に)並んでみるシリーズ第三弾(笑)。
【北口】から【春日通り】を渡り
【御徒町駅前通り】に入り100mほど北上した左手。
10:35の着で一番乗り。
意外とたいしたことないなと思ったら、
周辺店への迷惑を慮ってのことだろう
10:30前には並ばないようにとの張り紙が
並び方指南と併せて店頭に。
そ~ゆ~ことだったのね。
その後は続々の来客で
開店時には軽く二十人を超える並びに。
10:45には店員さんが出てきて店外の券売機に電気が入り
食券を買うよう促される。
食したのは、
鴨汁つけそば+煮卵。
値段は950+100で1,050円。
10:52には再び出て来た店員さんから食券徴収、
葱種と大蒜量の確認が。
前者は二種の中から
①丸太白葱を
後者はナシでお願いする。
定刻通りに引き戸が開けられ入店。
店内は厨房に向いた角が欠けた
逆L字型十一席のカウンター。
4分ほどで先に煮卵が別皿で、
更に2分後に麺とつけ汁が同時に供される。
随分と涼やかな更に美しく盛られている。
中、厚みある平、ストレート、軽くウェーブの全粒粉。
きりっと〆られ表面は艶々。
表面はつるっと心地好い口当たり。
むちんとした噛み応えに、麦の香りがほわんとし、
すっきりした喉越し。
量は200gないくらいで、少々フラストレーション溜まる。
麺の上には穂先メンマが数本。
薄味で軟らか。
青葱もぱらりと振られている。
つけ汁は鴨出汁。
表面には厚めの透明の油。
気を付けながらちょっと口を付けると・・・・、
あちちち!予想通りの熱さ(笑)
あうやく火傷しそうになる。
素性の良い醤油の旨味と軽い鹹さ、
品の良い味醂の甘み。
鴨の味はがつんとは響かないけど
素材由来のクセのある渋味が
軟らかく口中に広がる。
最後はポットに入り供された
割りスープをさらっと注ぎ
熱々のところを塩分を気にしながらほぼほぼ完飲。
中には件の白葱がやはり熱々で。
〔ねぎまの殿様〕にならぬよう注意して口に入れる。
脂の付いた鴨肉が数個。そこそこの噛み応え。
トッピングの玉子の表面は濃く色付き。
半分に割れば黄身がとろっと流れ出す。
濃厚な旨味も、もうちょっと固めが好みかな。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
まるっきり《鴨南蛮》のラーメン版。
つけ汁のチューンがかなり優しめ。