【西口】に出て【恵比寿駅前】の交差点横断歩道を渡り
『野郎ラーメン』を左に見ながら更に50mほど。
11:28の着も既に暖簾が出されているので
そのまま入店。
店内は厨房を囲む奥に長いL字型十四席のカウンター。
先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。
券売機は入り口右手。
先達のレポから 汁モノ の味の予想は大方付くので、
今回は初手から変化球を。
食したのは、
まぜそば~トリュフ卵仕込み~。
値段は800円。
程無くトリュフオイルに漬かった生卵と
櫛切りの檸檬がサーブされる。
麺が出された時の店員さんの説明によると
「半分ほど召し上がったら玉子を入れて下さい。
最後の方になったら檸檬を搾ってお召し上がりください」とのことで、
なるほど、二段階の味変なのね。
食券を渡してから6分ほどで
白い底の深い丼に入った一杯が供される。
具材が片側に寄って配されているのは意図的なのかな?
前面がやや寂しく見える。
中央に青葱、紫玉葱の微塵切りに黄葱。
彩が美しい。
チャーシューは低温調理の小さめの乱角。
メンマは鄙びた感じで濃い色が付き、しゃくしゃくとした歯応え。
麺は中、やや細、ストレート。
外見はパスタにさも似たり。
ささっと混ぜ合わせ、先ずはずるっと啜り込む。
表面は少々粗く、もちっとした噛み応え。
量は200gほどか。『菅野製麺』の麺箱が積まれている。
味付けは醤油が主体で、発酵味の厚さがある。いい材料を使っていると見える。
これだけでも十分に美味しい。
店員さんの指示通りに卵を投入。
麺が違う色に染まり、更にまったり濃い味に。
トリュフの香りもしっかりする。
最後は檸檬を振り入れる。爽やかな酸味の追加も
中々乙なもの。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
次に食べることがあるとしたら《煮干し》だな。