RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

サバ6製麺所@溜池山王 2021年9月22日(水)

山王パークタワー地階】の飲食店街に
二週間前にオープンの新店。


あの場所にそんなスペースあったかしら?
『ライオン』の跡地かな、と行ってみれば
ここは嘗て『かっぽうぎ』の在った場所。

やはり昼の営業だけだと厳しいんだね、
お酒を出さないと。

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店内はほぼほぼ居ぬき。
窓に向いたストレート五席のカウンター、
四人掛けテーブルが六卓、
八人が向かえる大テーブルが二卓。


11:45の入店で先客は十二。
その後もぱらぱらと客足は途切れることがない。


オーダーは直接。会計は
渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。

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食したのは、
濃厚サバつけ麺。
値段は900円。

大盛無料と書かれているので、
悩むことなくお願いする。


6分ほどで四角い盆に
麺とつけ汁がセットされ供される。

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つけ汁がちょっと少な目かな。
大事に使わないと。


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麺は中、平、ストレート。

表面は乾いたような口当たり。
ちゃんと水で〆られているハズなのに。

ずるりと啜ってはむっと歯を立てると・・・・、おや?
コシとか噛み応えとかの類がまるっきり感じられない。

すっと歯が通り、噛み切れてしまう。
かと言って、ぼそぼそでもなく、しっとり。
茹ですぎてもいない。

なんだが狐につままれたような不思議な感覚。

量は300gほどあり。

中途、添えられた櫛切りの檸檬を搾り味変。
鯖に柑橘は相性が良いけど、できれば
酢橘等の方がより合うんじゃないか。


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つけ汁の表面にはくすんだ色の油が張られている。
その下には鯖の良い香り。細かい粒子が舌に当たる。

がつんと来る強さは無く、上品な旨味。
昆布出汁とのハイブリッドかな。
麺にも絡み、上手く味が乗る。

最後は美味しく完飲する。


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中には拍子木状のメンマが二本。
しゃくしゃくした歯応え。


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チャーシューはトランプ大、薄めの低温調理のロース肉が二枚。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


今日は季節外れの暑さだったから
《つけ麺》を選択も、もうちょっと涼しくなったら
汁モノを試してみるかな。