RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 なおと@蒲田 2022年4月23日(土)

一ヶ月前にオープンの新店。
場所は『三男坊』の跡地。

って、ゆ~か、方向性を変えた展開ね。
経営母体は変わっていないようだし。

ただ『はやし田』の監修を受けている、と。


店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。

11:25の入店で先客は九。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十と
繁盛している。


券売機は入り口左手。

食したのは、
まぜそば
値段は800円。

大盛りは不可となっている。

食券を渡すと
「茹で時間を頂きます」との声掛け。

それでも蘊蓄を読みながら

5分ほどの待ちで供される。


かなりシンプルな見た目。


チャーシューは薄めでトランプ大のロースとバラが各一枚。
前者は低温調理。

青葱もちょこんとトッピングされている。


メンマは穂先で色白、長さもある。
薄味で発酵香がし、しゃくしゃくの歯触り。


汁も多目に入っているようだけど、
先ずは念入りに撹拌、ね。

麺は中、やや細、平、ストレート。
表面は滑らかも芯には微かに粉っぽさ。

ずるっと啜り、もちむちな噛み応え。

「菅野製麺」の麺箱が厨房内に積まれている。

量は200gちょっとあろうか。
大抵の人は、そこそこお腹がくちくなるだろう。


出汁は和風の醤油味。
油分は控えめでさらさら、かなりさっぱり系に振れている。

指南書にもある様に、味変は必須。

トリュフオイル+醤油に漬かった黄身で濃厚さが、
櫛型に切られた檸檬を振り搾り酸味が各々プラスされる。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


同系列では未食のメニューを選択したつもりだったのだが、
食べている内になんとなくの記憶が蘇る。

人間の思い込みって、やはりいい加減だなぁ(笑)。