一ヶ月前にオープンの新店。
場所は『三男坊』の跡地。
って、ゆ~か、方向性を変えた展開ね。
経営母体は変わっていないようだし。
ただ『はやし田』の監修を受けている、と。
店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
11:25の入店で先客は九。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十と
繁盛している。
券売機は入り口左手。
食したのは、
まぜそば。
値段は800円。
大盛りは不可となっている。
食券を渡すと
「茹で時間を頂きます」との声掛け。
それでも蘊蓄を読みながら
5分ほどの待ちで供される。
かなりシンプルな見た目。
チャーシューは薄めでトランプ大のロースとバラが各一枚。
前者は低温調理。
青葱もちょこんとトッピングされている。
メンマは穂先で色白、長さもある。
薄味で発酵香がし、しゃくしゃくの歯触り。
汁も多目に入っているようだけど、
先ずは念入りに撹拌、ね。
麺は中、やや細、平、ストレート。
表面は滑らかも芯には微かに粉っぽさ。
ずるっと啜り、もちむちな噛み応え。
「菅野製麺」の麺箱が厨房内に積まれている。
量は200gちょっとあろうか。
大抵の人は、そこそこお腹がくちくなるだろう。
出汁は和風の醤油味。
油分は控えめでさらさら、かなりさっぱり系に振れている。
指南書にもある様に、味変は必須。
トリュフオイル+醤油に漬かった黄身で濃厚さが、
櫛型に切られた檸檬を振り搾り酸味が各々プラスされる。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
同系列では未食のメニューを選択したつもりだったのだが、
食べている内になんとなくの記憶が蘇る。
人間の思い込みって、やはりいい加減だなぁ(笑)。