両駅のちょうど中間あたりか。
【平戸桜木道路】沿い。
周囲には『三田製麺』『ゴル麺』『麺一筋』
『楓』『たかさご家』などがひしめき
なにげに激戦区。
10:55の店頭着で先待ち四人。
意外と少ないなと思っていたら
その後は続々の来客であっという間に満員に。
食べ終わって出る頃には外待ちもできている。
店内は厨房に向いたコの字型十一席のカウンター、
四人掛けのテーブルがニ卓。
券売機は入り口右手でタッチパネル式。
少々手間取りながら購入したのは、
10食限定との表示がある
鴨×鶏出汁 特製鶏油まぜそば。
値段は1,000円。
着席から12分ほど待って
店名入りの丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
特製だけあってリッチな見た目。
中央にはちょこんと鳴門。
チャーシューは豚と鶏。
夫々、部位と味付け、処理が異なるものが二種づつ入る。
メンマは穂先でかなり長め。
しゃくしゃくとした歯ごたえ。
玉子はの表面は薄く色付くも
出汁による味付けは軽め。
硬め寄りの茹で加減も
甘みもある濃厚な黄身の旨味が存分に味わえる。
麺はやや細、軽く捻じれ。
茶色い粒子が散在する全粒粉。
表面は滑らか。
つるっと啜ると思いのほかもっちりとした噛み応え。
量も250gはあるんじゃないか。
「カネジン食品」の麺箱が厨房内に積まれている。
味付けは油とカエシ、出汁。
汁はかなり多めに入っている。
うたい文句は鴨×鶏も、
クセの強い鴨っぽさはあまり感じず。
しつこくもなく、鹹さも控えめで
軟らかな旨味が十分に立っている。
薬味としてトッピングされている
微塵の紫玉葱と葱もぴりっとしたアクセント。
中途、味変用にと出された
櫛切りの檸檬を振り搾り爽やかな酸味を、
醤油漬けの卵黄を入れ濃厚さと甘みを夫々プラス。
特に後者のオイルは茸系か、
香りも立つ。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
入り口の戸は開かれ、消毒液も各所に置かれ、
席間には衝立とコロナ対策も十分。