本年6月オープンの新店も
熱い汁モノがメインなので訪問を保留していた。
でも今日くらい涼しくなれば、さすがに、ね。
場所は【みすじ通り】沿い。
『ジロリアン』の跡地。
店内は厨房を囲むL字型九席と、
壁に向いた七席のカウンター。
ほぼほぼ居抜きのようだね。
12:55の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
家系らぁ麺(大)+煮玉子。
値段は1,000円、って
{家系}の値付けじゃあないよね、これは。
食券を渡すと無料ライスの確認が。
それ以外は特に何も聞かれなかったので
麺硬め を勝手にリクエスト。
6分ほどで らしい 外観の一杯が供される。
装いは確かにそれっぽいが、良く見ると
色々と違ってるなぁ。
チャーシューは大人の掌大、
3㎜厚の低温調理が一枚。
意外とすっと噛み切れる。
ホウレン草は生に近い。
嵩はあるけど量はそれほどでも。
スープに潜らせ、くったりさせてから食す。
海苔は8㎝四方が三枚。
ぱりぱりとして香りが良い。
玉子の表面は薄く色付き、
半分に割れば黄身がとろりと流れ出す。
味の沁み具合も上々。
麺は中、やや細、軽く捻じれ。
一本が短い上にかなり硬め。
確かにそうはリクエストしたものの
想像を超える硬さで芯が太く白濁。
端の部分がぴんと撥ねるくらいで
格闘感さえ覚える。
ぽくぽくを通り越してぼくぼく(笑)な感じ。
店先には『大橋製麺』の麺箱が積まれている。
量は200g強はあるだろう。
スープは豚骨ベースの醤油。
表面にはちょっとだけ油。
クリーミーで滑らか、そろんとした舌触り。
変な癖や臭みもなく、濃厚に炊けてはいるものの、
カエシの醤油が相当に鹹い。
これを完飲したらかなりカラダに悪いと思われ
麺を平らげてから一口二口。
過半を残してしまう。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
メニューが豊富なので、同地域の新店回りがひと段落ついたら、
また来るかも、だね。