標題店は九年振り二度目。
前回は搦め手の《つけ麺》だったけど
今回は王道の一杯を。
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
11:20の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。
入り口は大きく開け放たれ、三密対策はそれくらいかな。
券売機は店奥右手。
食したのは、
中盛 特製ラーメン。
値段は980円。
食券を渡す際に 麺カタメ だけをリクエスト。
同時に無料ライスの確認があるもいつも通り無しで。
4分ほどで
漆黒の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
キャベツの存在感。
チャーシューはトランプ大のロース肉が二枚。
冷めてはいても変な臭みはない。
キャベツがたっぷり。
芯の部分が少ないのは嬉しいし、
スープに沈めれば更に食べ易く。
ホウレン草は一つまみ。
しっかりした味。
海苔三枚は8㎝四方で厚みあり。
玉子半分の黄身は好い加減に固まり
味の沁みは濃いめ。
麺はやや細、平、軽くカール。
一本短めは{家系}共通も
やや線が細いかも。
つるりと啜れ
真には軽くぽくぽくさを残す噛み応え。
量は200gほどか。
『酒井製麺』の麺箱が厨房内に積まれている。
スープは濃厚。食べ終わると唇の回りがぺたぺたに。
豚の野趣はしっかり残し、口当たりは滑らか。
臭みなく醤油の鹹さも相俟って強力に舌に響く。
でも美味いなぁ。塩分を気にしながらも八割方を飲み干す。
まぁ元々、量は多くないことだし、とは言い訳かな(笑)
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
なんだかんだ言ってこの周辺は{家系}の良店が多く、
記憶を辿ればまだ汁モノを食べていない店が一つあったな。