二週間前にオープンの新店。
赤い看板には「壱六家独立店」と大書。
店内は小さなテーブルを壁にくってけてカウンター状にした六席と
四人掛けのボックス席が二つ。
13:30の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客も二。
券売機は入り口左手。
食したのは、
醤油ラーメン中1.5玉+味玉。
値段は800+100で900円。
食券を渡すとお好みを聞かれるので
麺硬め だけを、
併せての麺種確認には 太麺 をお願いする。
無料のライスは常の如くなしで。
3分ほどで漆黒の丼に入った一杯が供される。
丼が大きい上に、スープがなみなみと注がれている。
{家系}も含めて直近でこれだけスープ量が多いのは記憶にない。
チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が二枚。
切り置きの良くない臭いがする。
ホウレン草は少々。軟らかく煮上がっている。
海苔は8㎝四方が二枚にトランプ大が一枚の
珍しい組み合わせ。
前者は厚みがある。
鶉の玉子一個がデフォで付く。
トッピングの玉子の表面は無色で中身も薄味。
黄身があまり固まっておらずどろんと流れてしまう。
麺は中、やや細、軽く捻じれ、一本は短め。
表面は粗過ぎず、ずるっと啜れる。
ややもちんとした噛み応え。
麦の味も染み出し美味しい。
量は200gほどか。
スープの表面には鶏油がたっぷり。
粘度があり後で唇の回りがぺたぺたに。
醤油も強く出汁も強くで舌にずしんと応える極濃も
旨いので四口五口と飲み進む。
はっと気が付きいかんいかん、これくらいにしておかないと、と
思った時点でまだこんなに残っている。
最初、どんだけあったの?ってハナシ。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
具材はイマイチも、基本の麺とスープが良く出来ている。
夏は《油そば》を食べに来よう。